京大卒ママが選んだ、図形が得意な子供のおもちゃ【小学生編】算数が強くなる、おすすめ知育玩具

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小学生向けの図形が強くなる知育玩具・折り紙
折り紙を使って図形で遊んでいる長男(当時小学5年生)。

我が家の長男(小学高学年)は図形が得意で、次男(小学中学年)は図形が苦手です。遺伝もあるし、私は子供の能力だから仕方ない、と思っていましたが、遊び方を意識しているうちに次男もだんだん図形が得意になってきました。おもちゃやドリル、図鑑、遊び方など、我が家の実例から「図形が得意になる方法」のランキングを発表します。

このブログ記事の執筆者:ホンネ母さん
京都大学卒(文系)の3児の母。夫も京都大学と京都大学大学院を卒業(理系)。
我が家の3人の子供の子育てで実際に使って役に立った、知育玩具を紹介します。サイトを見ている皆さんが、素敵なおもちゃに出会えますように。

京大卒ママが教える、年齢別のおすすめ知育玩具の記事はこちら↓
3歳~4歳向けのおすすめ知育玩具
5歳~6歳向けのおすすめ知育玩具
小学生向けのおすすめ知育玩具
図形に強くなるおもちゃ【幼児編】
◆図形に強くなるおもちゃ【小学生編】←今ここ

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【10位】球体や立方体に強いブロックおもちゃ「ラキュー」

図形に強くなるおもちゃ・ラキュー
ラキューで球体をつくっている、当時小4の長男。

ブロックおもちゃの「ラキュー」は、レゴに似ていますが、薄くて変形的なパーツの組み合わせ方は独特で、曲線や球体の立体物が作れます
最初は「どこをどうやってくっつけるの?」という感じで、どういう形になるのか想像もできないのですが、次第に「これを組み合わせて四角形ができた!」「ここをつなげると球体ができる!」と、遊びながら、図形感覚の発見が多いおもちゃです。
組み合わせや全体の製作においてはレゴより自由度が高く、創造力次第で色んなものが作れます。

ラキュー大百科を見て作品を作っている親子
ラキューは大人も楽しめる。それぞれ自分の好きな立体を作っているパパと息子2人。
ラキューで独創的な収納ケースを作成
長男が自分で考えてラキューで作ったカード入れ。立体感覚に加え、創造力も育てることができる。
ラキューで遊んでいるときの脳の活性化画像
LaQで遊んでいる時は、右脳左脳から脳全体がバランス良く活発に活動している(アマゾン商品ページより)。
ラキュー大百科で立方体をつくる解説ページ
ラキュー大百科には立体図形の作り方が詳しく書いてあるので、買うのをおすすめしたい。

買うなら、ピースがたくさん入っているこちらがおすすめ↓


立体図など、図形に特化したラキューはこちら↓

必ず買いたい!遊び方や立体センスがぐっと上がる、ラキュー大百科↓

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【9位】縦縦、横、ナナメの視点を持って勝負に挑む「立体四目」

パズル道場の立体四目で遊ぶ小学生男の子
立体四目で対戦する次男(当時小3)。自分の玉を、縦・横・斜めのどれかに4個そろえたら勝ちというゲーム。

2人で対戦しながら立体感覚を鍛えられるおもちゃが、パズル道場の「立体四目」
オセロのように縦&横の平面ではなく、縦、横、ななめという立体的な視点で戦略を練る遊びなのがポイント。
中学や高校になってからの立体図の問題って、ひたすら一つの視点で立体を見ていても解けないことが多く、ふっと視点や見る角度を変えただけで簡単に分かることがあります。
この立体四目はまさしくそれと同じで、いろんな角度から俯瞰して全体図を見ないと勝てません。立体図を解くために必要な、多角的な視点を身に付けることのできる、おすすめおもちゃです。

立体四目の外箱と中身
玉や木製の土台もしっかりしていて、子供でも扱いやすい。
立体四目の玉のサイズ感
玉は自分と相手の2色がある。手のひらにのせたときのサイズはこんな感じ。

しっかりした収納の木箱もついていて、しまいやすい↓

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【第8位】実はあなどれない!平面図形の勉強になる遊び「折り紙」

平面図形おりがみで学ぶ図形パズル
折り紙を使って図形パズルをしている長男(当時小5)。

小さい頃から折り紙で遊んでいると「三角形を二つつなげると正方形」「正方形を二回折ると小さい正方形」など、色んな感覚を理解するようになります。
小学校高学年になると、それを補強する形で「おりがみで学ぶ 図形パズル」という本を買ってあげるのがおすすめ。おりがみを使って平面図形の高度な問題を解けるので、図形感覚のトレーニングになります。ただ、かなり難易度が高いので注意。

我が家が買って長男がチャレンジしているのはこの本↓


おりがみで学ぶ図形パズルの本は、この記事でも紹介しています!

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【7位】建築物の構造やバランスなどを理解できるKAPLA(カプラ)

カプラで船を作っている大人の男
カプラで船を作っているパパ。大人もハマる。

船や家、建物など、精巧な建築物・立体物を作りたい子供におすすめしたいのが、木の積み木のおもちゃKAPLA(カプラ)
軽くて細い木の板で、色んな立体図形をつくることができます。一枚の木の板は厚さ:幅:長さが1:3:15の黄金比率。世界的にも有名で、大人向けの競技大会が開かれるなど、小学生くらいからその魅力にハマります。
小学生の息子たちは熱心に遊んでいますが、カプラで、家や船やビルなどのような建築物を作ることで、重心やバランスなど、構造的な感覚も身についているようです。

カプラで遊ぶ小学生男の子
独特の形でカプラを積み上げる長男
小4の長男。独特の構造で積み上げている。

最初に買うならこのセット↓ 100ピースで、箱もついていて収納しやすいサイズです。


実際に遊んだ口コミ・感想はこれ↓

【6位】対象年齢8歳以上!立体パズルで脳トレ「ロンポス」

ロンポス101で遊ぶ小学生男の子
ロンポスで立体パズルのピラミッドの問題に挑戦する長男(当時小4)。

電車での移動中や、薬局での待ち時間など、スキマ時間でも遊べる知育玩具が「ロンポス
球がくっついたような12種類のピースを組み合わせて、平面や立体のパズルを完成させる知育玩具です。
遊び方はシンプルなのに難しく、3次元のパズルでピラミッドをつくる時には、空間認識能力が鍛えられます。 101問の問題集は難易度別に12段階に分かれていて、IQ28からIQ154まで少しずつレベルアップできるのが特徴。コンパクトな収納ケースに入っているので、持ち運べるのが大きなメリットです。

ロンポスの12種類のパーツ。
ロンポスは12種類の形がばらばらなパーツがある。右奥の黒い箱が収納ケース。
ロンポスで立体ピラミッドが完成
ピースを立体的に組み合わせて、ピラミッド型をつくる。
ロンポスの問題集
難易度別に分かれた、101問の問題集がついている。

こちらから買えます↓色んな種類がありますが最初は「ロンポス101」がおすすめ。


【5位】木の切れ端で工作!ゼロから自分で立体物を作る経験は強い

木の切れ端を組み合わせて工作
ホームセンターにある木の切れ端を買って、子供たちが工作。

木の端材などを使い、自分でゼロから箱や椅子を作る工作は、立体感覚を養う大事な経験です。
ホームセンターで木の切れ端を売っているお店もあるので、大量の木材の中から子供自身に選ばせて、好きなものを作らせます。
規格外のいろんな形を観察しながら、子どもたちはたくさんの発見をします。扇形の形のピースが6つ集まったら円になったとか、4枚の正方形を集めて椅子ができるとか、楽しみながら立体感覚を学べます。
そして、子供の工作が失敗してもうまくいっても、大人が口を出さず、最後まで見守ることが大事です。

木の切れ端を組み合わせてポケモンのガオーレケースを工作する男の子
当時小4の長男。木の切れ端を組み合わせて、鍵つきのケースを工作。ポケモンのガオーレのカードを収納していた。
木の切れ端でピタゴラスイッチや写真立てなどを製作
いとこ同士で集まって工作。ピタゴラスイッチや人形の椅子、写真立てなど、それぞれが好きな製作物を完成。

【4位】小学校の算数にダイレクトに役立つ「さわって学べる算数図鑑」

算数図鑑をめくっている小学生
クイズのページにもしかけがたくさん。はずれの方をめくると「ざんねん!」と書いてあり、子供は一生懸命正解を考える。

幼児にも小学生にもおすすめなのが「算数図鑑」。
紙をめくって、さわって、組み立てることで、円柱や円錐、四角柱などの立体を組み立てたり、台形や正方形を覚えたりすることができます。
小学校の1年生~3年生くらいまでに出てくる学校の算数に沿った内容で、入学前の算数の準備としてもOK。
その他、図鑑の記事はこちらから。

算数図鑑で直方体を組み立てている4歳の女の子
子供全員が大好きな「立体組み立て」のページ。 展開図の紙を丸めたり組み立てたりして、アイスのコーン(円錐)の形を作ったり、楽しみながら図形感覚を身につけられる。
算数図鑑の「へんしんいろんな形」のページで正三角形をめくる手
「へんしんいろんな形」のページでは、正三角形を広げて正六角形にしたり、正三角形を開いてひし形にしたり、色んな発見がある。

立体図形だけでなく、足し算や割り算も、目で見て感覚が分かる!おすすめです↓

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【3位】ずばり!立体図に強くなるための最短距離「天才ドリル」

天才ドリルの表紙と問題
小2でも、続けていれば立体図を書けるように。

立体図に苦手意識ができる前に、早めに書き方を覚えたい…。遊びやおもちゃではなく、ガチのトレーニングには「天才ドリル」がおすすめ。「ただ書き写すだけ」なのに、立体図の感覚がどんどん身につく、かなりびっくりしたドリルです。
我が家の長男と次男の変化を比べた詳細な記事はこちらから読めます。

小2で天才ドリルに挑戦
次男は苦手だったけど、1カ月経てば上級編の問題もできるようになりました。(当時小2)
天才ドリルの上級編を解く小学2年生
図形が得意になり、自信がついた次男。

我が家でかなりヒットした天才ドリルはこれ↓


【2位】平面図形だけを学ぶなら最強の知育玩具「くもんのタングラム」

くもんのNEWたんぐらむで形をつくっている小学生の男の子
直角三角形や台形、平行四辺形など、7ピースの木を組み合わせて、魚やロケットなどいろんな形を作る。(写真は、当時小5の長男)。

「ああ~、本当に買ってよかった!」と毎週のように思うのが、くもんの知育玩具「NEWたんぐらむ」
小学3年生の次男(当時)が、小学校の算数の図形の授業でタングラムで遊んだらしいのですが、図形な苦手な次男は悪戦苦闘
そこで、家でも遊べるようにタングラムのおもちゃを買いました。子供はパズルのようで楽しいらしく、毎日遊び続けるうちに、目に見えて次男の図形感覚やセンスがアップしました。

公文のNEWたんぐらむの外箱や説明書など
図形が苦手な子供でもチャレンジできるよう、イラスト付きの枠もたくさん入っている。図形が得意な子には、上の問題集がおすすめ。

公文の「NEWたんぐらむ」は、図形が嫌いな子供にも遊びやすいよう、2ピースからチャレンジできたり、イラスト付きの枠がついていたり、苦手意識を持つことなく遊べるのがポイント。
そして、図形が得意なパパや長男も楽しめるような、難易度の高い問題もたくさん載っていて、大人まで夢中になります。

くもんのたんぐらむで遊ぶ4歳の女の子
当時4歳の娘も夢中。遊ぶうちに、大人の私よりも問題を早く解けるようになってきた。
くもんのたんぐらむの木のピースのアップ写真
木のピースは面取りがしてあり、手に持ちやすく肌触りもいい。

なんと1000円台で買える!コスパこんなに高すぎていいのだろうか…↓


図形の勉強もできるタブレットの通信学習、比較した記事はこれ↓

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【1位】これ一つで平面図&立体図、両方に強くなる!ピタゴラスシリーズ

磁石の立体おもちゃピタゴラスで五角柱
五角柱や三角柱など、平面の図形のピースを磁石でくっつけて、色んな立体物をつくる。

第1位は、図形に強くなる知育玩具としても有名なマグネットのおもちゃ「ピタゴラスシリーズ」。カラフルな透明な板は大きくて遊びやすく、平面の遊びにも立体の遊びにも対応。ドリルも付いていて、男の子も女の子も図形に強くなります。持っていて損はない、遊びにも勉強にも使える鉄板の知育玩具です。
我が家が使っているのはピープル社のピタゴラスシリーズですが、女の子向けならボーネルンドのマグ・フォーマーも有名で、可愛くておすすめ。

マグネットピタゴラスで橋をつくる
長男・作。正方形や正三角形など自分で図形を組み合わせて、橋を作っていた。
小学生ぴたごらすのマグネットピースで遊ぶ兄弟
小学生の長男と次男。自分で好きな形を作ったり、付属のドリルの問題を解いたりして遊んでいる。

プレゼントにもおすすめ!我が家が使っている、日本のピープル社の知育玩具「ピタゴラス」↓


有名なマグフォーマーと比べてみたブログ記事はこちら↓

京大卒ママが教える、年齢別のおすすめ知育玩具の記事はこちら↓
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