日本地図を覚えたり、元素に強くなったり、プログラミングを学んだり…。小学校低学年から高学年、また中学生まで役立つ、おすすめの知育玩具を、我が家の経験談から紹介します。
公文や学研の知育玩具は、祖父母から孫へのプレゼントにも人気!「語彙力を増やす」「立体感覚を磨く」など、知育の目的も理解しながら選んでみたので、知育玩具の口コミ・感想やレビュー・評判が気になる人はチェックしてみて下さい。
このブログ記事を書いている人:ホンネ母さん
京都大学卒(文系)の3児の母。夫も京都大学と京都大学大学院を卒業(理系)。
我が家の3人の子供の子育てで実際に使って役に立った、知育玩具を紹介します。サイトを見ている皆さんが、素敵なおもちゃに出会えますように。
京大卒ママが教える、年齢別のおすすめ知育玩具の記事はこちら↓
◆3歳~4歳向けのおすすめ知育玩具
◆5歳~6歳向けのおすすめ知育玩具
◆小学生・中学生向けのおすすめ知育玩具 ←今ここ
◆図形に強くなるおもちゃ【幼児編】
◆図形に強くなるおもちゃ【小学生編】
- 知育玩具とは?どんな効果があるの?メリットは?
- 日本おもちゃ大賞!「賢くなるパズルゲーム ニュートンのりんご」
- AIと対戦できる!一人でも遊べるボードゲーム「AI スマート4」
- 縦、横、ナナメの視点を持って勝負!脳トレにもなる「立体四目」
- 対象年齢8歳以上!立体パズルで空間認識力を鍛える「ロンポス」
- プログラミング感覚が身につく!低学年なら学研の「プログラミングカー」
- 小学校高学年向け!タブレットを使った知育ボール「スフィロミニ」がおすすめ
- 遊べる勉強アイテム!低学年も高学年も使える「ドラえもんはじめての英語図鑑」
- 小学生でも化学式を覚えられるカードゲーム「ケミストリークエスト」
- Bluetoothで無線で操縦!プログラミング「ユカイなぼうけん&ココロキット」
- 理科の予習に!おもちゃ感覚で子供が遊べる「顕微鏡」もおすすめ
- 理系男子がハマる!電子回路を組んで遊べる知育玩具「電脳サーキット」
- 平面図形を学ぶには最強の知育玩具「くもんのタングラム」
- 磁石で簡単!立体図形の勉強に役立つ「ピタゴラスシリーズ」
- 遊びながら球体など立体感覚を身に付ける知育玩具「ラキュー」
- NHKの理科教育番組から生まれた「カガクノミカタ くらべてみるゲーム」
- 知育要素たくさん!高学年からおすすめの「頭がよくなる都道府県ゲーム」
- 都道府県・日本地図を覚えられる知育玩具「くもんの日本地図パズル」
- お風呂で遊べる!お湯をかけると県名が出てくる「おふろでスタディ 日本地図」
- 中学校の社会のテストで役立つのが「くもんの世界地図パズル」
- 小学2年生の進級祝いにもおすすめ!九九を覚えられるポスター!
- 箸のマナーが身に付けられるおもちゃ「マナー豆 匠」
- 「頭のよくなる」と銘打たれたおもちゃ論理力ゲーム「アルゴ」
- 小学3年生~6年生に、国語で役立つ「百人一首」もおすすめ
- 「論理的思考」「深く考える習慣」を身につけられるのが「将棋」
- パパやじいじと対戦も楽しめる!初心者でも安心の「スタディ囲碁」
- 知恵の輪っぽい立体パズル「はずる」!世界パズルデザインコンペディション受賞
- 言葉や語彙力を増やす知育玩具「ことわざカルタ」で国語に強くなる
- 1対1で遊べる!ルールはシンプル、短時間で勝負がつく「ノッカノッカ」
- 文系は負ける?頭のよさが露呈する恐ろしいゲーム 「YOMEN(ヨメン)」
- 【まとめ】小学生・中学生におすすめの知育玩具一覧
知育玩具とは?どんな効果があるの?メリットは?
我が家の子供たちは2歳くらいから知育玩具を使っていたことで、勉強と遊びの区別がつかないまま育ちました。
小さい頃から知育玩具で遊んでいると、立体図を作るのも、ことわざを覚えるのも、地図を暗記するのも、勉強という意識はなく楽しんでやるようになります。
息子2人も娘も学校の勉強は面白いようで、学校のテストは全教科でほぼ毎回100点、中学校の定期テストでもほぼ毎回学年1位をとっています。
次に、知育玩具の定義ですが、知育玩具とはざっくりと、「子供の成長を促したり、能力を伸ばすおもちゃ」のこと。
ぼんやりしすぎてて分かんないよ~。具体的にどんな能力を伸ばしてくれるの?
知育玩具は何より、年齢に合わせたものを選ぶのがポイント。小学生の知育玩具の目的や効果を、ざっくり4つにまとめてみたよ。
①地図やことわざなど、小学校の勉強に役立つ知育玩具
我が家にあるのはこれです↓長く使えて、小学校の社会の勉強にも役立ちます!
②プログラミング的思考を鍛える知育玩具
この知育玩具のジャンルは、小学校で必須となったプログラミング教育向けの知育玩具。「自分の命令によって、おもちゃの動き方がこんな風に変わる」という、自分のインプットとアウトプットを理解する体験が必要です。
我が家では、スフィロミニという小さなロボットボールを、長男の10歳の誕生日にプレゼントしました。タブレットと連動させて、ボールのの動き方をプログラムできるので、分かりやすいプログラミング思考を身につけることが可能。STEM教育の一環としても重要な要素です。
我が家が買ったスフィロミニはこれ↓子供はあっという間に操作を覚えます↓
③図形の感覚がつかめる知育玩具
親になった今でも、図形、という言葉に苦手意識があるママも多いのでは(私もその一人です・笑)。算数の図形の勉強につまづく前に、図形感覚を身につけてほしい、と願う親のために、図形ジャンルの知育玩具はたくさん出ています。
我が家のお気に入りは、ピープル社のピタゴラスと、くもんのタングラム。立体図形と平面図形を感覚的にマスターできて、かつ遊び要素も十分の、おすすめ知育玩具です。
立体図形の感覚に強くなる「ピタゴラス」の高学年用↓我が家が持っているのはこれです。
④戦略や論理的な考え方を身につけられる知育玩具
我が家が持っている、くもんのスタディ将棋↓棋士の藤井聡太も愛用していたという、間違いない知育玩具!
一口に「知育玩具」と言っても、色んな種類があるんだね!
じゃあ今から具体的に、我が家のおすすめ知育玩具を紹介していくよ!
日本おもちゃ大賞!「賢くなるパズルゲーム ニュートンのりんご」
最初におすすめするのは、2021年の日本おもちゃ大賞でエデュケーショナル・トイ部門の優秀賞受賞した、「賢くなるパズルゲーム ニュートンのりんご」。パネルのような緑の版を組み合わせて、赤のりんごと緑のりんごを正しく落とすという、かなり頭を使うおもちゃです。
対象年齢は6歳以上。見た目が木のようになっていて可愛いです。 我が家は娘の6歳の誕生日に祖父母がプレゼントしてくれましたが、夢中で遊んでいたのは小学6年生の長男でした。中学生になった今でも、よく遊んでいます。
アマゾンの口コミでも評判が高く「小3の息子に購入。正直母には楽しさがわからないのですが、めちゃくちゃハマっています」、「幼児向けかと思いきや、小中高生、楽しめました。まるで将棋をさしているかのように静かにじっと版を見つめ、赤か緑かリンゴを落とす順番を考え、留まったら右か左に行くかを考え、2個目3個目の重さでどう落ちていくのかを見極め…」など、幼児よりも小学生・中学生の子供が夢中になる家が多いようです。
ちなみにこの「賢くなるパズルゲーム ニュートンのりんご」は論理的思考がかなり必要になるおもちゃで、パネルによってりんごの動きを制御するので、プログラミング的な考え方も身につきます。
りんごがカタカタと落ちていく音も楽しく、じっと考えて子供の集中力もアップする、小学生におすすめの知育玩具です。
見た目も可愛らしくてプレゼント映えするおもちゃ!問題集がついているので、一人遊びにもぴったり。
AIと対戦できる!一人でも遊べるボードゲーム「AI スマート4」
我が家の中学2年生の長男の14歳の誕生日に、祖父母がプレゼントしてくれたのが、GiiKER(ギーカー)社の知育玩具「AI スマート4(スマートフォー)」。
なんと、AIと対戦できる対戦ゲームで、つまり一人で遊べる知育ボードゲームなんです。
遊び方はシンプルで、オセロのように白と黒が対決し、4つ並べば勝ちというルールですが、かなり奥が深いです。
平面状に4つ並ぶ以外にも、タワーのように上に4つ積み上げるパターン、あとは階段のようにナナメに完成するパターンなど、同時に色んな見かたをしないと勝てない遊びです。
これで遊んでいると頭よくなるだろうな~と思います。頭の回転が早くなって、先を読む思考力が抜群に伸びます。
ちなみに小学6年生の次男が、2回遊んだ後にパパと対戦した時の様子がこれ↓
パパが置いた最初の一手を見ただけで、すでに自分の勝ちを確信する12歳…。ちなみに白が先攻の次男、黒が後攻のパパです。
パパは1つ目の駒を、斜めに置かずにこの場所に置いた時点で、もうどう転んでも負けるそうです。パパは最初「は?」というリアクションでしたが、この後実際、どう守っても白が勝つのを防ぐことはできませんでした。
人間同士が2人で遊べるのはもちろん、AIと対戦することで一人遊びもできるのがメリット。
兄弟や親など遊び相手がいない時でもAIと対戦できるので、お正月や夏休みに子供に一人で遊んでほしいな~と疲れた親にもおすすめです(笑)。
アマゾンではまだ販売されていないようなので注意↓楽天にあります。
小学生や大人がAIと対戦した感想や口コミはこちら↓
縦、横、ナナメの視点を持って勝負!脳トレにもなる「立体四目」
上で紹介した「AIスマート4」のアナログ版ともいえるのが、パズル道場の「立体四目」。
数珠のようなパーツを次々と棒に差していくゲームですが、オセロのように縦&横の平面ではなく、縦、横、ななめという立体的な視点で戦略を練る遊びなのがポイント。
遊んでいるうちに脳が活性化され、このおもちゃの全体図を、一つの視点ではなく、多角的に見られるようになってきます。
木の手触りもよく、色合いも落ち着いているので、子供っぽいおもちゃを嫌がり始めた小学生にもプレゼントしやすいです。
買うならこちらから↓しっかりした収納の木箱もついていて、しまいやすいのもメリット!
対象年齢8歳以上!立体パズルで空間認識力を鍛える「ロンポス」
電車での移動中や、薬局での待ち時間など、我が家がスキマ時間に重宝しているのが「ロンポス」。
球がくっついたような12種類のピースを組み合わせて、平面や立体のパズルを完成させる知育玩具です。
遊び方はシンプルなのに難しく、3次元のパズルでピラミッドをつくる時には、空間認識能力が鍛えられます。 101問の問題集は難易度別に12段階に分かれていて、IQ28からIQ154まで少しずつレベルアップできるのが特徴。コンパクトな収納ケースに入っているので、持ち運べるのが大きなメリットです。
こちらから買えます↓色んな種類がありますが、問題がたくさん入っている「ロンポス505」がおすすめ。
持ち運びしやすいおもちゃは他にもたくさんあります↓
プログラミング感覚が身につく!低学年なら学研の「プログラミングカー」
2020年から小学校で必須科目となったのが、プログラミング。
小学校低学年におすすめなのはタブレット不要で直感的に操作できる、プログラミングカーというおもちゃ。2018年のおもちゃ大賞を受賞しています。
直進・左折などいろんなカードを組み合わせて車にかざし、車を決められたルート通りに動かすという、子供を夢中にさせる仕掛けです。
車を動かすカードは「とまれ」「右」以外にも「クラクションを鳴らす」「ライトを光らせる」など、色んなアクションがあって、子供も喜んでプログラムします。
また、マップの裏は白紙のフォーマットになっていて、自由にオリジナルな地図を作製することが可能。我が家は鬼滅の刃キャラクターを描き、味方のキャラにうまくたどり着けるようにプログラムしたりと、家族で楽しみました。
我が家が持っているのはこの商品↓遊び要素が入っていて楽しく、長く遊べます。
口コミが知りたい人はこの記事をチェック!
小学校高学年向け!タブレットを使った知育ボール「スフィロミニ」がおすすめ
プログラミングのおもちゃとして有名な、Sphero mini (スフィロミニ)。ピンポン玉くらいのサイズのボールを、アプリを使ってプログラミングします。迷路を作ってその中を進ませたり、遊び方は色々。
レゴのプログラミングおもちゃは高くてちょっと買えないという人は、わりと手ごろな値段なのに本格的なプログラミングができる、このスフィロミニがおすすめ。ただ、アプリのインストールや操作法など、ちょっと難しい時もあるので、最初は大人がそばにいることをおすすめします。
長男は1年以上遊んでいますが、丈夫で今も壊れずに使えています。
スフィロミニはこちらから買えます↓
遊べる勉強アイテム!低学年も高学年も使える「ドラえもんはじめての英語図鑑」
値段は4000円以上なのにこれはコスパ高すぎると思ったアイテムが「ドラえもんはじめての英語図鑑」。
タッチペンで紙にふれると、単語や英文が流れる図鑑ですが、驚くべきはその情報量。普通こういう知育玩具ってだいたい60ページくらいなんですが、この 「ドラえもんはじめての英語図鑑」 はなんと255ページ。幼児から使えるのはもちろんのこと、小学校高学年男子が使っても余裕で役に立ちます。
我が家でも、英語レベルがまったく違う、小学2年生の娘と、中学2年生の長男が同時に遊んでいます。
小2の娘は「apple」「rice」など食べ物をタッチして発音を覚える遊び、一方で中2の長男や小6の次男はドラえもんの真似をして「Let me join!」「Oh,I’m thirsty」などと言ったりしています。
英単語や英会話はジャンルごとに「食べ物」「町の中」などにまとめられていて、幼児でも好きなジャンルから無理なく遊べる構成。でも、ところどころ「There is~」の構文(中学1年生の終わりで習う内容)とかが入っていたり Incectの図鑑(昆虫)など単語の種類が多くて英語の予習・復習にもなるので、小学校高学年のプレゼントにもおすすめ。
ちなみにタッチペンの音声は、ドラえもんではなく、ネイティブの女の人の発音です。
書店で衝動買いしましたが、もっと早く買えばよかったと思ったアイテム↓タッチペンはぱっとすぐに使えるので楽!
小学生でも化学式を覚えられるカードゲーム「ケミストリークエスト」
長男が小学3年生・9歳の誕生日の時に、祖父母からプレゼントされたのが「ケミストリークエスト」。
仲間を集めていく冒険的なカードゲームですが、その仲間が「水素(H)」や「酸素(O)」という、勉強要素になっていて面白いです。
対象年齢は6歳以上ですが、小学校中学年から中学生まで楽しく遊べます。
このカードゲームのメリットは、遊びながら自然に化学式を覚えられるところ。
これで遊んでいると、当時小学校3年生の次男も「よっしゃ!水素があるからシアン化合物が作れる!」というようなセリフが平気で出てきます。
学校で化学を習い始める中学生に、予習としてもアリです。
理系の子供におすすめ。今売られているのは、パッケージがこちらのバージョン↓
Bluetoothで無線で操縦!プログラミング「ユカイなぼうけん&ココロキット」
次もまたプログラミングのおもちゃで、シリーズがたくさんある「ユカイなぼうけん&ココロキットセット ロボットプログラミングキットセット」。
まず土台となるロボットは「ユカイなぼうけんクラフトキット」で、ストローなど子供の身近にある材料を使って作れるロボット工作キット。このキットは、ロボットの見本や正解、フォーマットがないのが特徴で、子供が自分でオリジナルのロボットを作れるのがメリットです。回路はモータと電池とスイッチのみで構成されているため、小学校で勉強する理科の知識の範囲で製作できます。
このキットは、NHKエンタープライズ小学生ロボコン2021公式キットにもなっており、教育熱心な保護者にも人気の商品。
そして、作成したロボットを動かすのが「ココロキット」。パソコンやインターネット環境、専用アプリが必要ですが、声をかけたらロボットがあいさつしたり、好きなものを見つけると踊り出したりと、個性的なロボットをプログラミングすることができます。プログラミング言語は「Scratch」と「Javascript」をベースとしたものに対応。プログラミング上級者なら、テキストプログラミングで高度な動きもできます。
対象年齢は小学生以上!プログラミング初心者でも、パソコン画面では直感的に操作できるのもポイント↓
理科の予習に!おもちゃ感覚で子供が遊べる「顕微鏡」もおすすめ
顕微鏡は、意外とおもちゃ感覚で子供が遊ぶのでおすすめのプレゼントです。
顕微鏡をのぞき「髪の毛ってこうなっているんだ!」と驚いたりする子どものリアクションも可愛らしいです。使っているうちにピントを合わせる作業も徐々に上手になってきます。
理系の子には特におすすめで、色々なものを観察するクセもついてきます。
顕微鏡は海外製で安い商品もたくさんありますが、プレゼントするなら日本製の保証がついたものが安心↓
顕微鏡は、祖父母から孫へのプレゼントとしてもおすすめです↓
理系男子がハマる!電子回路を組んで遊べる知育玩具「電脳サーキット」
小学5年生の長男の誕生日プレゼントに買ったのが、「電脳サーキット100」。 パーツをスナップで止めてつなぎ、電子回路を作って遊ぶおもちゃです。
電子回路をつくってプロペラを高く飛ばしたり、音楽を鳴らしたり、色んな実験が楽しめてとにかくおすすめ。
小学校の理科で習う内容も復習できて、実験を重ねるうちに回路の仕組みも理解できる、優秀な知育玩具です。
我が家が買ったのはこれです↓初心者向けバージョンです。
実際に長男が遊んでみたときのレポートはこちら↓
平面図形を学ぶには最強の知育玩具「くもんのタングラム」
「ああ~、本当に買ってよかった!」と毎週のように思うのが、くもんの知育玩具「NEWたんぐらむ」。
小学3年生の次男(当時)が、小学校の算数の図形の授業でタングラムで遊んだらしいのですが、図形な苦手な次男は悪戦苦闘。
そこで、家でも遊べるようにタングラムのおもちゃを買いました。子供はパズルのようで楽しいらしく、毎日遊び続けるうちに、目に見えて次男の図形感覚やセンスがアップしました。
公文の「NEWたんぐらむ」は、図形が嫌いな子供にも遊びやすいよう、2ピースからチャレンジできたり、イラスト付きの枠がついていたり、苦手意識を持つことなく遊べるのがポイント。
そして、図形が得意なパパや長男も楽しめるような、難易度の高い問題もたくさん載っていて、大人まで夢中になります。
なんと1000円台で買える!コスパこんなに高すぎていいのだろうか…↓
図形に強くなる、我が家おすすめのおもちゃはこれ↓
磁石で簡単!立体図形の勉強に役立つ「ピタゴラスシリーズ」
立体図に強くなる知育玩具としても有名な、マグネットのおもちゃ。三角形や五角形など色んな形のピースを組み合わせて遊ぶので、男の子も女の子も図形に強くなります。
娘はマグネット同士でぴたっと貼りつく感覚が楽しいらしく、何度も色んな形を作っています。我が家が使っているのはピープル社のピタゴラスシリーズで、学年別(難易度別)に合わせて買えるのでおすすめです。
日本のピープル社の知育玩具「ピタゴラス」1年生・2年生↓
「ピタゴラス」高学年用↓我が家が持っているのはこれです。
実際に遊んだときのメリット&デメリットはこちら↓
遊びながら球体など立体感覚を身に付ける知育玩具「ラキュー」
買うなら、ピースがたくさん入っているこちらがおすすめ↓
立体図など、図形に特化したラキューはこちら↓
初めてラキューを買う時のおすすめセットを比較・レビューしたのがこの記事↓
NHKの理科教育番組から生まれた「カガクノミカタ くらべてみるゲーム」
5歳~8歳くらいの子供におすすめの、勉強っぽいけどゆるさが面白いカードゲームが「カガクノミカタ くらべてみるゲーム」。NHKの理科教育番組「カガクノミカタ」から生まれた、質問して比べる動物当てっこカードゲームで、動物同士を比べる質問をして、伏せられた動物が何かを当てます。と、こうして説明してもかなり分かりにくいので(笑)、とりあえず一回やってみるのがおすすめ。
5歳児・6歳児でも理解しやすいルールで、特に動物好きの子供なら食いつきやすいです。
対象年齢5歳以上で、慣れれば未就学児でも簡単に遊べます。当時5歳の娘もやたらハマって「パパ、これやろ~」とよく誘っていました。
「質問する→比べる→仲間に分ける→予想する」という遊び方なので、動物の正体を当てるために論理的に考える知育玩具。でも、動物を推理するための質問カードでは「おいしそうなのはどっち?」「よく見かけそうなのはどっち?」など、正解ではなく勘とノリで答えるような質問もあり、子供もたまに爆笑しながら遊んでいます。
動物のグループ分けなどには、プレイヤーの性格もあらわれていて面白く、知育要素とエンターテインメント要素がうまく合わさった面白いカードゲーム。
アマゾンの口コミや評判も高く、「7歳、5歳とやりました。とても楽しんでやっています。何度かやっていると、色々と質問も答え方も考えるようになりハマってます! 」など、家族で楽しむ人が多いです。動物を見るたびに「耳が大きいのはどっちかな?」と比較するクセもついたり、子供の教育的にも効果がありそうなカードゲームです。
1000円台で買えるのでコスパも高い!イラストは有名な絵本作家・ヨシタケシンスケで、ゆるい感じもよい↓
知育要素たくさん!高学年からおすすめの「頭がよくなる都道府県ゲーム」
次におすすめするカードゲームは「京大・東田式 頭がよくなる都道府県ゲーム」。
なんかカードの見た目も地味だし、漢字を集めて都道府県をつくるコンセプトもすごーく真面目。よくある知育カードゲームかと思いきや、意外にも花札やポーカーのような博打的な要素があって楽しいです。
我が家では、主に中学2年生の長男と、小学6年生の次男、そして私が遊んでいます。
遊び方はトランプのポーカーのような感じで、各プレイヤーの手札は7枚からスタート。山札か他のプレイヤーの捨て札から1枚取って手札に加え、いらない1枚を捨てます。これを繰り返し、8枚で都道府県名のセットができれば終了。
個人的には、この「都道府県ゲーム」、淡々とできるのが魅力です(笑)。私のテンションが低い朝に、子供から「ママ、カードゲームやろ~」と言われても「まあ都道府県ゲームならいいよ」と答えるほど。機械的にカードをめくりつつも、花札の「役」のように、集め方を考える面白さがあります。
たとえば、全部東北地方を集めたら350点、海に面していない県を集めたら250点の得点など、ただ「上がる」だけじゃない、博打的な戦略もツボ。そういう駆け引きみたいな要素があるので、パパの参加率も高いです。
知育的な効果はよく分かりませんが、とりあえず次男は「『静かにしましょう』という文を見ると『あ、静岡県の静、集めなきゃ…』ととっさに思ってしまう」とのこと(笑)。
「頭のよくなる」というタイトルがすごいが、確かに県名は頭に刻まれるカードゲーム↓
家族で家族で遊べるおすすめのカードゲーム、感想と口コミはこちら↓
都道府県・日本地図を覚えられる知育玩具「くもんの日本地図パズル」
我が家は「くもんの日本地図パズル」を、6歳の頃から小学校高学年になった今もまだ使っています。
パズルのピースは立体のプラスチックなので、破れたりしないし、紛失しにくいのがメリット。小学4年生の時に都道府県の位置を学校で習いましたが、普段からパズルで遊んでいるのですんなり覚えることができました。
我が家にあるのはこれです↓収納もしやすくておすすめ!
実際に使ったときの感想はこちらから↓
お風呂で遊べる!お湯をかけると県名が出てくる「おふろでスタディ 日本地図」
お湯をかけて温めると、都道府県の名前や県庁所在地が出てくる、楽しいしかけの知育玩具が「こたえがでてくる!おふろでスタディ 日本地図」。水をかけると元通りになるため、何回も使えて便利です。親子でお風呂に入った時も、「おじいちゃんの家はここだよ」と会話が弾みます。
また、お風呂ではなくリビングで遊ぶ用のペンタイプの「スイスイおえかき 答えがでてくるポスター 日本地図」もあります。
お風呂で遊ぶタイプ↓1000円以下で買えるのが嬉しい!
中学校の社会のテストで役立つのが「くもんの世界地図パズル」
我が家が小学校高学年~中学生の間に知育玩具として重宝したのが「くもんの世界地図パズル」。
この世界地図パズルは未就学児でも遊べますが、なんといっても中学校の社会(地理)での勉強に役立つのがポイント。中学1年生の地理では最初から「世界の姿」という章で、世界の大陸や国の知識を習います。それまでに世界地図をある程度見ていてだいたいの位置関係が分かっていると、学習にもついていきやすいのでかなり便利です。
プラスチックの立体的ピースで遊びやすい!中学1年生へのプレゼントにするとかなり役立ちます。
ちなみに、中学生男子の誕生日やクリスマスにおすすめのプレゼントはこちらから↓
小学2年生の進級祝いにもおすすめ!九九を覚えられるポスター!
次におすすめする小学生の知育玩具は、「こたえがでてくる! おふろでスタディ 九九」。
小学校では1週間~2週間で九九を覚えなくてはならないため、家でも九九を暗記できるような勉強グッズがあると便利です。
水をかけると元通りになるため、何回も使えてコスパも高いです。
2年生の子供におすすめ!買うならこちらから↓
小学生の進級祝いにおすすめのプレゼントはこれ↓
箸のマナーが身に付けられるおもちゃ「マナー豆 匠」
知育玩具のジャンルに入れていいか迷いましたが、対戦型で、楽しみながら箸の持ち方やマナーを身につけられるのが「マナー豆(ビーンズ)匠」。
いくら勉強ができても、箸の持ち方や食べ方のマナーが悪かったら台無しです。
このおもちゃは二色の豆と箸がついていて、2人で対戦したり、一人で正しい持ち方の練習もできます。ただ、対象年齢6歳以上となっていますが、豆も箸もプラスチックでつかみにくいため、小学校の4年生以降にならないと遊べないかも。
こちらから買えます↓丸い豆は大人でもつかむのが難しく、練習にもなります。
「頭のよくなる」と銘打たれたおもちゃ論理力ゲーム「アルゴ」
論理的な思考や記憶力が身につく知育玩具が「アルゴ」。
「頭のよくなるゲーム」と銘打たれた通り、算数オリンピック委員会のメンバーや、東京大学数学科の学生有志、著名な数学者らが共同で発明・開発したカードゲーム。
小さい順に数字のカードを並べ、推理して相手の数字を当てるゲームで、2002年の発売以来、世界で100万部を突破した人気カードゲームです。
まず、カードを伏せたまま相手に分からないようカードを並べます。数字の小さい方から順に一列に並べ、同じ数字の場合は黒いカードの方が小さいというルール。
自分の番で山札から引いて、相手の伏せてあるカードを推理して当てるのですが、かなり頭を使います。
アマゾンの口コミでも「ママ友に勧められて購入。小学生5年男子、見事にはまりました。
人数が増えると複雑な推理と記憶力が必要なので、初めは2人からをお勧めします」など、小学校高学年から大人まで楽しめるゲームです。
累計100万部以上が売れている、世界的な知育カードゲーム
図形に強くなるおすすめ知育玩具はこちらでレビュー↓
小学3年生~6年生に、国語で役立つ「百人一首」もおすすめ
子供の記憶力・反射神経を鍛えたり、教養をつけるのにもおすすめの「百人一首」。 我が家では長男が小学六年生の時、次男が小学四年生の時に「にほんごであそぼ」の百人一首カルタが大活躍しました。
絵合わせなので、パズルのように遊びっぽい要素もあるし、国語の勉強の予習・復習にもなります。にほんごであそぼの百人一首カルタはイラストもシンプルで大人っぽいので、年齢や性別問わずに遊べるのもポイント。
ちなみにうちの地域の小学校では、小学4年生の1学期に「百人一首」を勉強しました。なので、百人一首かるた・本をプレゼントするなら、小学校3年生~5年生くらいがおすすめ。3年生なら予習代わりにもなるし、4年生・5年生なら百人一首を学校で習ったばかりなので、興味を持って遊んでくれます。
箱に入っているのできちんとしたプレゼント感もあり、勉強に熱心な家庭への進級プレゼントとしても喜ばれそうです。
我が家が使っているのはこれ↓NHKの「にほんごであそぼ」で使われているもので、2つ合わせて買うのがおすすめ!
ちなみに、百人一首カルタの感想・口コミや、おすすめの解説本などを紹介したブログがこれ↓
人気キャラクターと一緒に和歌を楽しめる!「名探偵コナン 百人一首」も
小学校4年生~6年生の国語の授業では、和歌や百人一首を習いますが、これって子供が興味がないとなかなか覚えられないもの。
おすすめは、「名探偵コナンの百人一首」。 アニメの名シーンの中から、歌にあわせたイラストが読み札についているので、子供が確実に食いつきます。
品質もしっかりしていて、 全日本かるた協会公認の、大石天狗堂製の本格仕様で、「百人一首解説書」も付いているので、初心者でも安心して遊べます。
高学年の子供の誕生日プレゼントにしたら喜びそう!恋を描いた和歌で、色んなキャラが出てくるのも楽しい↓
「論理的思考」「深く考える習慣」を身につけられるのが「将棋」
先を読む力、論理的な思考力を鍛えるのにぴったりなのが将棋です。
「この駒を置いたら、次は相手がこうして、自分は次はこうすれば勝てる」と、深く考えるクセを身につけることができます。小学生は高学年になるにつれてじっくりと問題に取り組む学習が増えるので、早いうちから「深く考える習慣」をつけることがおすすめ。
「くもんのスタディ将棋」は、子供にも駒の動きが分かりやすくておすすめ。我が家はそれ以外にも、持ち運びに便利な「マグネット将棋」も持っていました。
くもんのスタディ将棋↓駒に分かりやすく進路方向が説明されていておすすめ!
実際に子供たちが遊んでいるときの様子はこちらから↓
パパやじいじと対戦も楽しめる!初心者でも安心の「スタディ囲碁」
将棋やボードゲームが好きな高学年男子にプレゼントしたいのが、「スタディ囲碁」。我が家は、次男が小学3年生のときの誕生日に、祖父母がプレゼントしてくれました。
囲碁ってルールが難しそうですが、くもんのスタディ囲碁は、初心者でも分かりやすいのがポイント。碁石の配置が書かれた対戦シートが何枚も入っていたり、碁石がずれないよう凹凸があったり、子供でも楽しく遊べる工夫があり、さすがくもんの商品です。
囲碁を知らない大人でも一緒に遊べる!将棋に飽きてしまった小学生にもおすすめです↓
幼児と小学生が実際に遊べるかどうか、次の記事で検証しています↓
知恵の輪っぽい立体パズル「はずる」!世界パズルデザインコンペディション受賞
次におすすめするのが、見た目がスタイリッシュな「はずる」。これって一体何なの?インテリア?と気になる人もいると思いますが、「はずる」とは、はずすパズル。
世界の天才クリエーター達が考案したパズルを、精密鋳造技術で作り上げた、メタル製のパズルシリーズです。 大人にも人気で、世界パズルデザインコンペディションでも受賞した、今ヒットしている商品。
遊び方はとてもシンプルで、合体している2つ以上のパーツをただ「外す」だけ。知恵の輪のような遊びです。
「はずる」シリーズのは見た目のデザインが美しく、パズルが苦手な子供でも食いつくのがメリット。また簡単に持ち運べて、子供のちょっとした待ち時間に使えます。特に難易度が1~3のはずるは、パーツが2、3個しかなく、サイズも大きいので、子供が持ち歩いても紛失する心配も少ないです。
我が家は、病院の待合室での待ち時間や、車の移動中など、ちょっと手持無沙汰な時間に重宝しました。
スマホゲームなどで時間をつぶすのではなく、手で触れて楽しむアナログなパズルで、ひらめきや発想力も鍛えられそうなのがメリットです。
おすすめは、ト音記号と八分音符が合体した「キャストハーモニー」↓難易度2でちょうどいいレベル、見た目も可愛い!
「はずる」シリーズの口コミ・実際の感想はこのブログ記事をチェック↓
言葉や語彙力を増やす知育玩具「ことわざカルタ」で国語に強くなる
家族で一緒に遊べておすすめなのが、ことわざかるた。小学生の国語では色々なことわざを習いますが、一度にたくさん覚えられません。早いうちからゲーム感覚でことわざカルタで遊んでおくと、遊びながら語彙力を増やせるのでおすすめです。
こちらから買えます↓値段も安くて買いやすい!
ことわざカルタは「小学校の入学祝」にもおすすめです↓
1対1で遊べる!ルールはシンプル、短時間で勝負がつく「ノッカノッカ」
知育要素のあるおすすめボードゲームが、二人で対戦するシンプルなゲーム「ノッカノッカ」。
だいたい5分ちょっとで勝負がつくので、ぱっと空いたすきま時間や、飲み会やパーティーの時に軽く対戦するのに便利です。駒はころっとしたサイコロのような形で、相手の駒に「のっかる」ことで、相手の動きを封じることができます。ルールはとても単純で、すぐに勝負がつくにもかかわらず、思ったより戦略があります。ちなみに、ノッカノッカは「立体将棋」と謳われているので「めっちゃ難しそう」と身構えてしまいますが、よくも悪くも将棋に比べたら全然頭を使わないです。
「ノッカノッカ」の対象年齢は6歳ですが、低学年の子供よりも、小学校高学年くらいの方が頭を使って戦えるのでおすすめ。我が家は、当時小学1年生の娘はいまいち戦略がのみこめずにすぐ負けていましたが、高学年の次男と、中学生の長男、パパたち大人はいい勝負をしていました。
1対1でしか遊べませんが短時間で勝負がつくので、大勢の子供が集まる場所で対戦ゲームとして持ち込みやすいです。
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文系は負ける?頭のよさが露呈する恐ろしいゲーム 「YOMEN(ヨメン)」
最後におすすめする知育玩具は、ボードゲーム「YOMEN(ヨメン)」。小さな積み木のようなピースを使って立体を組み立て、それを2人で互いに推理するという、なんとも理系なボードゲーム。
私は毎回必死でメモをとりながら勝負していますが、長男も次男も全部頭の中で処理しながら答えを導き出しているよう。能力の違いをまざまざと見せつけられます(笑)。
とにかく空間認識力が必要なので、そういうのが苦手な私は絶対に負けると思っていました。が、意外にもYOMENの勝負に必要なのは、理系的な頭脳に加えて「立体を組み合わせる発想力」。
つまり、相手が「えっ、こんな組み合わせなんてできるの?」という、推理されにくい立体を組み立てることができれば、勝つことができます。
実際、パパや中学生長男は、空間認識力や論理的思考では明らかに上なのに、相手の裏をかくような自由な発想でピースを組み立てていた次男に勝てませんでした。
対戦人数は2人で、とにかく頭を使うボードゲームなので私は気軽にはできません(笑)、どちらかといえば男の子の方がハマりそう。
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【まとめ】小学生・中学生におすすめの知育玩具一覧
最後に、このブログ記事で紹介した知育玩具を表にしてまとめました。アマゾンでは、下の値段よりも安くなっていることが多いので、実際にクリックしてチェックしてね!
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