
夏休みや春休み、お正月休みは、親も子供もイライラしないために「読書」の習慣をつけることをおすすめ。
このブログ記事では、小学生と未就学児3人の子育てをしている我が家の経験から、子供が夢中になりやすいシリーズ本・漫画を紹介します。シリーズ本の口コミが気になっている人はチェック!
ちなみに、読書がどうしても苦手なお子さんには「自宅で時間をつぶせるおもちゃ」もおすすめ。
他にも「本」についての記事はたくさんあるよ!(すべて感想と写真付き)
●本嫌いの子供におすすめの本
●小学校低学年向けのおすすめ本
●小学校中学年向けのおすすめ本
●小学校高学年向けのおすすめ本
●中学生や本好きの子供におすすめの本
●読書感想文におすすめの本
●子供に人気のシリーズ本・漫画・伝記 ←今ここ
●学校の朝読書におすすめの本
●子供向けの雑学本・生き方本
●東野圭吾のおすすめランキング
- 最初に、子供が読みやすい文字の大きさをチェック
- 低学年の男の子の鉄板「かいけつゾロリ」シリーズ
- 笑いのツボが的確な「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ(漫画)
- 本嫌いな子にすすめたい大ヒットシリーズ「10歳までに読みたい世界名作」
- 全学年の女の子が回し読みする「マジック・ツリーハウス」シリーズ
- 短い推理もので読みやすい「名探偵ミルキー杉山」シリーズ
- 男の子のハマり度・中毒性高し!「三国志」
- 理系の男子&女子が好きなミステリ小説「科学探偵」シリーズ
- 読書が苦手な女の子でも読める「黒魔女さんが通る」シリーズ
- 今どきの漫画で全巻そろえたくなる!角川まんが「日本の伝記」
- 高学年男子が大爆笑の「ジュニア空想科学読本」シリーズ
- 親も一緒に読みたい!王道の「偉人伝」シリーズ(漫画)
- 移動中のスキマ時間にも「なぜ?どうして?身近なぎもん」シリーズ
- 小学校が舞台で楽しく読みやすい「ズッコケ三人組」シリーズ
- 今、小学生に大人気のシリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
- これにハマれば1か月があっという間「ダレン・シャン」シリーズ
- 本が好きになると国語の成績が上がる?
最初に、子供が読みやすい文字の大きさをチェック

この記事では、本の読みやすさや文字の大きさを★で5段階でジャッジしています。(我が家の読書経験からの判断ですので、それぞれの子供によって異なる場合もあります)。
文字サイズは写真のようなイメージで、大・中・小の3種類で分類しています。参考にしながら、読み進めてください。
低学年の男の子の鉄板「かいけつゾロリ」シリーズ

最初におすすめするのは、小学校低学年男子のほとんどがハマる「かいけつゾロリ」シリーズ。我が家も、当時小1の長男がなかなか本を自分で読まなくて悩んでいましたが、初めて自力で最後まで読みきったのがこのかいけつゾロリです。
たくさんシリーズがあるので、次から次へと買って、文字を読むスピードもアップしました。主人公のゾロリは正義のヒーローではなく、サボったり、ズルしたり、等身大のキャラクターであるのも人気の理由です。長男も次男も「ゾロリ、ウケる!」と笑いながら読んでいました。


本が苦手な子にもとにかくおすすめ!ゾロリシリーズの第一作目↓
2020年に発売された67作目↓安定した人気ぶり。
笑いのツボが的確な「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ(漫画)


このテの本は、えてして説教っぽく真面目な本が多いのですが、この「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズはコメディタッチの漫画でストーリーが進むので、面白さと知識のバランスが絶妙な本です。しかも笑いのレベルも、一昔風のさむ~い笑いのセンスではなく、大人でもくすっと笑えるようなツッコミやボケになっています。学習漫画も進歩したものですね…。
ただ、漫画の字とイラストがわりとぎゅうぎゅうに詰まっているので、小学3年生以降の方がスムーズに読めそうです。ただ当時小2の次男のクラスではこのシリーズ本が大ブームで、男女問わず友人と貸し借りをしていました。




こちらから買えます↓ 人気の「友だち関係」と「整理整頓」。
本嫌いな子にすすめたい大ヒットシリーズ「10歳までに読みたい世界名作」


子供向けの本で大ヒットしているのが、学研の「10歳までに読みたい世界名作」シリーズ。ホームズもルパンも赤毛のアンも、アニメから抜け出てきたような美男美女。(ルパンがあんなにキラキラしたイケメンなのは、親としては違和感ありますが…)。
文字も大きくて行間もゆったり、おまけに最初には物語のあらすじがイラストで解説されているので、読書が苦手な子供も読みやすいシリーズです。ヒットするのも納得ですね。
我が家の長男と次男は「意外にロビンソン・クルーソーが面白かった」とのこと。確かに、原作版ではやや難解な名作を、小学生でも分かりやすく読めるのは大きなメリットです。






男の子も女の子も大好きなホームズ↓
美少女なので見ていて楽しい↓
全学年の女の子が回し読みする「マジック・ツリーハウス」シリーズ


次男が小学1年生だった時、クラスの女子の間で大流行していた「マジック・ツリーハウス」シリーズ。次男も女子に借りて1巻から10巻くらいまで読んでいました。
このシリーズは、まじめな兄・ジャックと、行動的な妹・アニーの兄妹が主人公。魔法のツリーハウスを使って時空旅行をする冒険ファンタジーで、子供がわくわくする世界観になっています。
文字の大きさは中くらいですが、イラストも多くて低学年でも読みやすくなっています。もちろん高学年の女の子も読める内容で、当時小4の長男のクラスの女の子も読んでいる子が多かったようです。




最初は第一巻から!男の子も女の子もハマる↓
短い推理もので読みやすい「名探偵ミルキー杉山」シリーズ


子供が好きな「推理もの」シリーズ。ミルキー杉山という、ちょっと脱力系の名前の名探偵が、事件を解決していく「ミルキー杉山の名探偵」シリーズです。この本のメリットは「1冊に3つくらいの話が入っていること」と、「事件編と解決編に分かれていること」です。
長い推理小説を読みきれない、という子供でも、短い1話の完結ストーリーなら読みやすく、また解決編が分かれているので、名探偵っぽく自分で犯人を予想をすることができます。
行間がゆったりしていて読みやすい↓
男の子のハマり度・中毒性高し!「三国志」


時代物になるので最初は文章が読みにくく感じますが、男の子にはかなりおすすめなのが「三国志」。色んな出版社から出ていますが、最初に読むなら集英社みらい文庫の「三国志 全5巻」が、イラストも文章も子供にとっつきやすいのでおすすめです。
三国志は、バトルもの、孔明の頭のいい作戦、それぞれのキャラクターや裏切り、最強の男など、男の子がわくわくする要素が盛りだくさん。
我が家は、長男が小3、次男が小1の時、私が最初の50ページを読み聞かせしました。「陣形」とか「帝」とかなじみのない言葉をその都度説明しながら2日間続けたら、3日目からは、長男は先を早く読みたくなって一人で読み始め、3週間かけて夢中で5巻まで読みきりました。その後、他の出版社から出ている大人向けの「三国志」も読み始めるなど、一旦ハマると読書量も語彙力も一気に増える、中毒性の高いおすすめの本です。




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小学生におすすめ!歴史・地理にも強くなる図鑑はこちら↓
理系の男子&女子が好きなミステリ小説「科学探偵」シリーズ




事件とかミステリーが好きな子供におすすめしたいのが「科学探偵」シリーズ。
主人公が「謎野真実(なぞの・しんじつ)」くんという、ちょっとふざけた名前で微妙ですが(笑)、内容は科学的なトリック解明で、普通におもしろいし知識も増えるのでおすすめ。1冊に話がたくさん入っている短編集なので読みやすいです。最初は「学校の七不思議」から読み始めましょう。
最初に読むなら「学校の七不思議」から↓
読書が苦手な女の子でも読める「黒魔女さんが通る」シリーズ


シリーズ累計400万部売れ、小学生の女の子たちに人気の大ヒット小説が「6年1組 黒魔女さんが通る!!」シリーズ。黒魔女・ギュービッドを召喚してしまったオカルト好きの小学生・チョコが、黒魔女修行をしながら冒険するコメディーです。
イラストも文章もカジュアルでくだけているので、「難しい表現や文章とか苦手」という女の子にもおすすめ。アニメ化もされていて、コミカルで読みやすいシリーズです。




今どきの漫画で全巻そろえたくなる!角川まんが「日本の伝記」






我が家にあるのはこれ↓ 大人気の漫画シリーズです。
実際の感想・口コミをブログ記事にまとめたものはこれ↓
高学年男子が大爆笑の「ジュニア空想科学読本」シリーズ


小学5年生・6年生の男の子で「小説とか物語は苦手」という子供におすすめしたいのが「ジュニア空想科学読本」シリーズ。
「ドラゴンボールのかめはめ波を撃つにはどうすれば?」とか「タケコプターで本当に空を飛べるの?」など、小学生男子たちが好きそうな質問を科学的に検証。
シュールなイラスト付きで、当時小4の長男は爆笑しながら読んでいました。1つの話は短いのでスキマ時間に読めて、ついでに科学の知識もちょっと身について一石二鳥の本です。




小学5年生の長男は、学校で友達と貸し借りしている↓
親も一緒に読みたい!王道の「偉人伝」シリーズ(漫画)


学校の図書室や地域の図書館にも種類がそろっている「偉人伝」。我が家はポプラ社の「世界の伝記」シリーズをそろえています。絵が綺麗で、特に女性のイラストが現代的です。ジャンヌ・ダルクとかヘレンケラー等は女の子ウケしやすいルックスになっています。
漫画なので、病原菌の発見(野口英世)といったやや難しめの内容でも小学生の頭に入っていきやすく、当時小4の長男は研究者の職業に興味を持ち始めました。当時小2の次男は、リンカンの「人民の人民による人民のための政治」というフレーズがお気に入りです(笑)。
ついつい親も読んでしまって、感動の涙…↓
息子たちはすごく熱心に読んでいて、なんと「野口英世すごろく」まで作っていた…。
移動中のスキマ時間にも「なぜ?どうして?身近なぎもん」シリーズ


「小学3年生編」「5年生編」など対象学年別に分かれていて読みやすい教養本が、学研の「なぜ?どうして?身近なぎもん」シリーズ。3年生と5年生の本では文字の大きさが違う等、対象の子供が読みやすい工夫がされています。
トピックスも「どうしたら絵がうまくなるのか」「ゲームソフトはどうやったら作るのか」など、子供が興味を持ちやすいテーマが多いです。図鑑のように写真や図解で解説するタイプではなく、ほとんどが文章で説明されているのが特徴です。




小学校の朝読書の時間にもおすすめ↓我が家は曽祖父がプレゼントしてくれました。


学校の朝読書の時間におすすめの本、ほかにも紹介したブログ記事はこれ↓
小学校が舞台で楽しく読みやすい「ズッコケ三人組」シリーズ


親世代にもおなじみの「ズッコケ三人組」シリーズ。
活発なハチベエに、博識のハカセ、のんびりやのモーちゃんという小学生男子3人組が主人公で、身近なストーリーで読みやすい話です。ズッコケ三人組が運動会で活躍したり、学校の八つの怪談を考えたり、株式会社をつくったり(!)、私が小学生の頃も下校中に歩きながら夢中で読みました。
ストーリー自体はつながっておらずどの本からでも読めるので、子供が好きそうなタイトルのものを選ぶのをおすすめします。




親の私も子供のころに読んで、怖くてトイレに行けなくなってしまった一冊↓
今、小学生に大人気のシリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」


今、小学生の男の子&女の子にすごく人気の本が「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ。
駄菓子屋を舞台にしたちょっとだけ不思議な話で、とにかくすらすらと読める文章なので、読書が苦手な子供にもおすすめ。
シリーズは全14巻あるので、気に入ればどんどん読み進められて、子供が本好きになるきっかけをつかめるかも。
作者は、ジュニア冒険小説大賞受賞歴を持つ↓
これにハマれば1か月があっという間「ダレン・シャン」シリーズ


当時小3の次男が、クラスの女子からすすめられて読み始めたのが「ダレン・シャン」シリーズです。
ストーリーはざっくり言うと、バンパイアになった少年の闘いと運命。子供向けですが、ハリーポッターに比べるとかなりダークファンタジーな面があります。
第1巻を買ったときは、私が最初の30ページくらいまで読み聞かせをしました。長男はその後、最後まで一人で読みましたが「イマイチ面白くなかった」との感想。でも4年生になった時に続きの2巻を読み始め、そこからは一気にハマって続きを読むために早起きするなど、全12巻や外伝を読みふけっていました。
2巻、3巻、と進んで行くにつれて加速度的に面白くなるので、時間が余っている春休み・夏休みにおすすめです。話はすべてつながっているので、「1巻 奇怪なサーカス」から順番に読みましょう。




長期休みにぜひチャレンジしたい!一度ハマればいっきに読める↓
本が好きになると国語の成績が上がる?


読書は、子供に語彙力と文章力をつけるのに効果があります。長男は県内の学力テストで国語も算数もトップレベルをキープしています。
算数の問題でも高学年になると、読解力を必要とする問題になってくるので、文章を読む力はすべての科目に必要。
中学生になって部活などで忙しくなる前に、小学生のうちに読書習慣をつけておくことをおすすめします。
他にも「本」についての記事はたくさんあるよ!(すべて感想と写真付き)
●本嫌いの子供におすすめの本
●小学校低学年向けのおすすめ本
●小学校中学年向けのおすすめ本
●小学校高学年向けのおすすめ本
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●子供向けの雑学本・生き方本
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