子供に将棋を教えたいけど、将棋って何歳くらいからできるの？我が家の長男が小学1年生の時に、祖父母からプレゼントされたのがくもんの「スタディ将棋」。
将棋の藤井四段も幼少時にこれで将棋を覚えたということもあり、子供や孫へのプレゼントとしてメジャーな商品です。
実際に、4歳の幼児と小学生2人が遊んだときの様子を紹介します。クチコミ・評判が知りたい人、子供と将棋で対戦してみたい人は記事をチェック！
我が家で使っているのはこれです↓
子供に将棋を教え始める年齢の目安は、5歳以上
「だいたい何歳から、子供に将棋を教えられる？」と悩む親は多いですが、個人的な感想でいえば5歳以上です。（我が家の娘は最近、5歳になりました）。
目安となるのは、くもんのスタディ将棋の対象年齢「5歳以上」。オセロやすごろくなどのボードゲームと違って、将棋は駒の種類や動き方も複雑なので、本当に幼児でも遊べるの？と、我が家も最初は半信半疑でした。
5歳といえば、保育園や幼稚園の年中くらい。ひらがなも少しずつ読め始め、逆上がりができるかできないかくらいの年齢です。
5歳や6歳が喜ぶおもちゃは、この記事でも紹介しています↓
実際に4歳の娘が将棋をやってみた感想
何回か遊ぶと、駒の動きはほとんどマスターできた！
さっそく、当時4歳の娘とスタディ将棋で遊んでみました。子供向けの「はさみ将棋」や「歩なし将棋」ではなく、いきなり普通の将棋のやり方を教えましたが、何度かやるうちに、娘は駒の動き方を覚えました。
「ヒシャとキョウシャは、ぐいーんってまっすぐ進める！」と、飛車と香車がお気に入りのようです。でも「角」「桂馬」の動きだけは難しいようで、ひとつひとつ指でマス目を確認してから、ななめに進ませています。
「矢印」の意味が分かること、ひらがなが読めるのが最低ライン
4歳の娘でも対戦できたのは、将棋のすべての駒に動き方が書いてあるからです。くもんのスタディ将棋の駒には、赤い矢印と、馬（うま）というように、駒の名称が書かれてあります。
なので、スタディ将棋で遊べるかどうかの最初の分かれ目は、「矢印の方向や意味が理解できるか」「ひらがなが読めるか」が重要になってきます。
ひらがなが読めると、それぞれの駒の名前を自分で読めるので、「『ふ』は前にいっこしか進めないやつだ」と、動き方もスムーズに頭に入っていきます。
駒の動き方は理解できるけど、4歳に本格的な対戦は難しい
しかし4歳の娘は、それぞれの駒は動かせますが、「駒を動かせること」と「対戦できること」は別。
娘は歩をとって喜んだり、飛車から逃げたりと一生懸命ですが、4歳はまだ一つの局面しか目に入っていません。複数の駒の動きを把握できないので、対戦してもほとんど追いかけっこになったりと、ぐだぐだになります。
6歳近くなってから、また改めて遊んでみようかなあと思っています。
スタディ将棋を断念した子供に…！4歳の男の子&女の子には、こういうおもちゃがおすすめです↓
6歳になれば将棋のルールはほぼ完璧に理解できる
4歳の娘はなかなか集中力も続きませんでしたが、我が家の次男は5歳の終わりくらいから将棋をマスターして遊んでいました。
6歳になれば、保育園の同じクラスのおともだちと対戦することもできたので、子供が年長か小学生くらいになれば、将棋はほぼ完ぺきに理解できると思います。
（※小学生が遊んでみたときの感想は、記事の下の方で紹介しています）。
スタディ将棋が難しい幼児なら、こんな遊び方がおすすめ
音がきれい！ドミノ倒しが楽しくてハマった4歳児
くもんのスタディ将棋の駒は木製で形もきれい。盤上にしっかりと立ちます。4歳の娘は、ドミノ倒しにハマり、何度も遊んでいました。
カラカラカラ、と倒れる音もきれいで、上手に全部倒すことができました。
スタディ将棋を買ったはいいものの、まだちょっと遊ぶには早かった、という5歳児、6歳児には、こんな遊び方もおすすめです。
「将棋崩し」も、3人以上でも遊べる楽しいゲーム
まだ将棋で遊べない子供には「将棋崩し」もおすすめです（別名：山崩し）。
箱に将棋の駒を入れて、盤上にさかさまにひっくり返します。将棋の駒が山になったところを、一人ずつ、1本の指だけを使って外に運び出すゲーム。
くもんの将棋は木製なので、将棋崩しも遊びやすいです。3人以上で遊べるのもメリット。
歩だけを使った「はさみ将棋」も、少しずつ始めてみる
本格的な将棋を教える前に、歩だけを使った「はさみ将棋」から遊ぶのも一つの手です。
ちなみに、夫（京都大学・卒。理系出身）は、幼少時にこのはさみ将棋で何回も遊んだそうです。
ただ、4歳の娘には、一回「歩」の本来の動き方を教えてしまったので、はさみ将棋のときは動きが違うので混乱してしまいました。
3歳・4歳でも遊べる知育玩具はこちらをチェック！
小学生2人がスタディ将棋で遊んでみた感想
将棋の大きなメリットは、小学生でも中学生でも楽しめるボードゲームという点。むしろスタディ将棋は、小学生になってからが、お友達が遊びに来た時も一緒に遊べて便利です。
くもんのスタディ将棋は長男が小２の時にプレゼントされましたが、当時小学2年生の長男と、年長の次男は、スムーズに理解していました。つまり、8歳と6歳なら十分にスタディ将棋で対戦できます。
駒の動きが書いてあるのがやはりポイント高く、駒が成った時も、長男も次男も迷わずに動かしています。
そして、小学生になると複数の駒を使って徐々に王を追いつめていく、という作戦が立てられるので、二人ともかなり頭を使いながら、真剣に対戦しています。
子供たちも集中力が身につき、知育玩具としても優秀！
スタディ将棋の欠点・デメリットは？
サイズが大きいので持ち運びがしにくい
これは、もう仕方ないことではあるんですが、くもんのスタディ将棋はサイズが大きいです。駒に矢印が書いてあるということは、そのぶん、一つ一つの駒が大きい。将棋盤もしっかりしたつくりのため、二つ折りにしてもボリュームがあります。
我が家の息子2人は予想以上に将棋にハマってしまったため、安いプラスチック製で持ち運びしやすい小型のセカンド将棋を買い足しました。
旅行や移動中に便利なセカンド将棋として、マグネット式小型タイプを買いました↓
状況によって2種類の将棋を使い分けるのがおすすめ
後からコンパクトな将棋を買い足したものの、我が家はシーンによって2種類の将棋を使い分けています。
バーベキューやキャンプでは、気軽に持ち運べて、駒がなくなっても惜しくない、安いプラスチック製の将棋。
子供の友達が家に来て対戦するときや、4歳の娘と将棋崩しやドミノ倒しで遊ぶときは、スタディ将棋を愛用しています。２つあっても困ることはないです。
子供や孫、甥に姪…誕生日プレゼントにはアリ？なし？
スタディ将棋は、祖父母から小学校低学年の孫のプレゼントとしてランクインしています↓
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私の周りでは、家にスタディ将棋を持っている小学生が多いよ！
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