紛らわしい乗り物おもちゃ、ジャンルを2つに分けてみた
ジェーボーやストライダーなど、色んな種類の乗り物おもちゃを、この記事では分かりやすく「自転車ジャンル」と「スケートボードジャンル」の2つに分けて解説します。
「自転車ジャンル」はその名の通り、自転車系統の乗り物。三輪車や、ストライダー、自転車がこのジャンルに入ります。
「スケートボードジャンル」は、キックボードやジェイボード、スケートボードです。乗り物として楽しめるおもちゃのジャンルです。
この2つのジャンルをごっちゃにせずに、それぞれのジャンル内で年齢に応じて買い換えていくのがおすすめです。
「自転車ジャンル」の乗り物、年齢別の4STEP
「三輪車」からスタートして、最終的に「自転車」がゴールになる、「自転車ジャンル」の乗り物の流れです。
足でペダルをこぐ動きの「三輪車」が最初。そして4歳ごろに「ストライダー」もしくは「補助付き自転車」のステップに入ります。最終的に、5、6歳ごろに自転車に乗れればゴールです。
STEP1【1歳~2歳半】押し棒付き三輪車
1歳から乗れる乗り物が、手押し棒付きの三輪車。 パパやママが後ろの棒を押して、かじとり操作をし、行きたい場所に連れて行きます。つまりベビーカー代わりですね。
1歳は自分でこぐことができないのでただ座っているだけですが、ハンドルがついているので子供は喜んで乗ります。
アンパンマンの三輪車なら、1、2歳くらいの子供は特にテンションが上がります。また、最近のものはどんどん進化して、場所をとらないコンパクトな手押し棒付き三輪車もたくさんあります。
折りたためる三輪車もある!コンパクトなのでマンション住まいにもアリ↓
STEP2【2歳半~3歳】三輪車
2歳半くらいになると、三輪車を自分の足でこげるようになります。子供がこぎながらハンドルを左右に動かすようになるので、逆に、後ろの押し棒で操作するママたちは使いにくくなります。
この段階でそろそろ手押し棒を取り外し、三輪車を移動手段ではなく、子供の乗り物おもちゃとして使うのがおすすめです。
2歳の子供の誕生日プレゼントにぴったり↓ 手押し棒をそのまま使っても、外しても使える。
STEP3(A)【4歳~5歳】ストライダー
4歳をすぎると子供はそろそろ三輪車には乗らなくなります。次のステップとして、ストライダーか補助輪付き自転車のどちらかを買う親が多いです。
ストライダーとはペダルがない自転車で、「これに乗っていればすぐに自転車が乗れるようになる」とよく言われる乗り物。両足で地面を蹴って進むので、特に男の子はバイクっぽい感覚に食いつくおもちゃです。
ただ「ストライダーを乗っていれば自転車がすぐに乗れるようになる」という効果はイマイチ不明。我が家はストライダーを持っていませんでしたが、子供は皆、年少や年中で自転車に乗れるようになりました。
また、5歳をすぎるとストライダーに乗っている子供はほとんど見ないので、意外におもちゃ寿命が短い乗り物。個人的には買う必要はないと思います。
対象年齢1歳から5歳の、シンプルなストライダー(12インチ)↓
STEP3(B)【4歳~6歳】補助輪つき自転車
三輪車を卒業した4歳ごろ、ストライダーを買わない場合は、補助輪付き自転車を買うのがおすすめです。
ガラガラガラ、と補助輪がちょっとうるさいですが、安定感もあるし長い距離も移動できるし、最終的には自転車として使えるので、コスパはかなり高いです。
ちなみに、シボレーの自転車は、補助輪が折りたためるタイプもあるので、取り外したり付けたりする手間が減ります。
タイヤのサイズとしては、3歳から5歳くらいまで使うなら14インチ、4歳から6歳まで使うなら16インチがおすすめ。
息子たちが「かっこいい!」と喜んだブランド、シボレー。補助輪付きの16インチ自転車↓
STEP4【6歳~】自転車に乗り始める
だいたい6歳くらいになると、子供はそろそろ補助輪が付いているのを恥ずかしがります。
子供が「補助輪を外したい」と思ったのがベストタイミングなので、親が無理やり外して練習させようとするとなかなかうまくいきません。
我が家の子供たちは、だいたい4歳のはじめに補助輪が外れて自転車に乗り始めました。ただ体格が小さいと、16インチの自転車に乗った時には、地面に足がつかなくて危ないので注意。
自転車の人気のブランドとしては、男の子ならジープやシボレー、女の子ならブリジストンの自転車も可愛いです。
男の子に人気!2020年モデルのジープのかっこいい自転車↓
【自転車の大きさ】12インチ/14インチ/16インチのサイズ感
自転車のサイズ感は大事です。平均よりやや小さめな我が家の子供たちの場合、3歳で12インチ、4歳で14インチ、5歳~6歳で16インチの自転車がぴったりでした。
以下、12インチと14インチ、16インチの自転車を並べてみます。
①2歳から4歳くらいにおすすめの12インチ。三輪車のように、手押し棒が付いていて便利↓
②4歳くらいにおすすめの14インチ自転車↓ シンプルで可愛いデザイン。
③5歳~6歳くらいにおすすめの16インチ自転車↓ 男の子が喜ぶシボレー。
「スケートボードジャンル」のおもちゃ、おすすめ年齢は?
キックボードやジェイボード、スケートボードといった「ボード系の乗り物」は、自転車ジャンルの乗り物と違って、特に買う順番はありません。子供が好きそうなタイプの乗り物を1つ選んで長く使う、というのがおすすめです。
一つの目安として、我が家の子供が実際に遊んでいた年齢を書くので、参考にして下さい。
【4歳~小学3年生ごろまで】キックボード
キックボードは4歳くらいから大人まで遊べる乗り物ですが、我が家の子供たちはあまり乗らないので、買ったはいいけど家の物置で眠っていることがほとんどです。
うちの地域の小学生の男の子は、キックボードよりも断然ジェイボードの方が主流ですが、女の子は公園でキックボードで遊んでいる子が多いです。
キックボードは安い海外製品もたくさんあり、中には2000円台で買えるキックボードも。他、車輪が光るタイプや、ブレーキのあるキックボードもありますが、やはり子供が乗るおもちゃなので、安心のメーカーがおすすめ。我が家では、有名なJD JAPAN(ジェイディー・ジャパン)のキックボードを購入。5年以上使っていますが壊れていません。※ちなみに、キックボードとジェイボードを分かりやすく比較した体験記事がこちら。
キックボードを買うなら、日本でも展開している安心のメーカーのものを↓
【小学1年生~6年生】ジェイボード
我が家の長男・次男は、それぞれ6歳と7歳の誕生日プレゼントにジェイボードをリクエスト。ジェイボード(リップスティック)は、不安定なボードの上に乗って上半身をくねらせるようにして進む乗り物で、上手に乗るのにはコツが必要。
ただ息子たちはそれが楽しいらしく、3年経った今でも、公園の坂やカーブを使ってしょっちゅうジェイボードで遊んでいます。(※詳しい記事はこちらから。)
ジェイボードを買うならこのデラックスミニが使いやすい↓
【小学4年生~6年生】スケートボード
周囲の友達の男の子で流行しているのが、スケートボード。だいたい高学年くらいになると持ち始めるケースが多いです。
片足で地面を蹴って進むので、ジェイボードよりも乗るのは簡単。坂やカーブのある公園が近くにあると、楽しく遊べます。パパなど大人も一緒に遊べるのもメリットです。
スケートボードは、大人も一緒に楽しめる本格的なAlmostオルモストなどのブランドもありますが、初心者や小学生なら、3000円くらいのリーズナブルなスケートボードでも十分です。
初心者や10歳くらいの子供には、このくらいの値段のスケボーがちょうどいい↓
【まとめ】買うならどれ?何歳で買う?
この中から厳選して買うなら、男の子なら「手押し棒付き三輪車」「補助輪付き自転車」「ジェイボード」の3つ、といったところ。女の子なら、「補助輪付き自転車」「キックボード」の2つでしょうか。買うタイミングや年齢は、上の表を参考にしてください。
収納場所も限られているので、上手に買い換えたいですね。
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