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世界の歴史漫画は、2024年10月に集英社から全面リニューアルバージョンが発売されたよ!
このブログ記事を書いている人:ホンネ母さん
京都大学卒(文系)の3児の母。夫も京都大学と京都大学大学院を卒業(理系)。
我が家の3人の子供の子育てで実際に使って役に立った、知育玩具を紹介します。サイトを見ている皆さんが、素敵なおもちゃに出会えますように。
「世界の歴史」漫画、色んな出版社から出てるけど、どれがいいの?角川が人気でベストセラーっていうのは知っているけど…。
角川と学研、小学館、集英社の4社のシリーズと、人気の「世界史探偵コナン」、全部で5つを比べてみたけど、正直、どれも一長一短でメリット・デメリットがありました。
比較してみた結果と、我が家のランキングや口コミ・感想を紹介します。
このブログ記事はこんな人におすすめ
・各出版社の「世界の歴史漫画」の何が違うのか、知りたい人
・実際に読んだ感想や口コミが気になる人
・小学生のうちに世界史にちょっと触れておきたい人
・中学生・高校生で、世界史の勉強や受験に使える世界の歴史漫画を探している人
・大人になってから、世界史を改めて学んでみたい人
・「世界の歴史」漫画で、どれが一番分かりやすいか、知りたい人
- 「世界の歴史」の学習漫画、子供は何歳から読める?
- 小学館、集英社、角川、学研、コナンなど5種類の「世界の歴史」を比較
- 漫画の絵柄は今どき?昔っぽい?4社の立ち位置を比較
- 「世界の歴史」漫画で重視するのは、分かりやすさ>>>>絵
- 本のサイズは、四六判か菊判、どっちがいい?デメリットはある?
- 【第5位】絵はキレイだけど…情報量の少なさや左開きが気になる「学研NEWまんが」
- 【第4位】やや昔っぽいけど安定感があって読みやすい「集英社 学習まんが 世界の歴史」
- ※追記※2024年10月に集英社版が新発売されました
- 【第3位】これは「世界の歴史漫画」なのか?小学生の入門書におすすめ「世界史探偵コナン」
- 【第2位】情報量は圧倒的で口コミも高い!コンパクトサイズの「角川まんが 世界の歴史」
- 【第1位】絵にバラつきがあるが、カラーと二色刷りが読みやすい!「小学館 世界の歴史」
- 世界の歴史漫画シリーズはまとめ買いするのがおすすめ
「世界の歴史」の学習漫画、子供は何歳から読める?
日本史と違って、内容も難しくなる世界史はいったい何歳から読めるのか、気になる人も多いと思います。
結論としては、普通の世界の歴史漫画なら、小学6年生くらいからがおすすめ。たとえば民族の対立や、教皇と皇帝との関係、共和国の誕生など、小学1年生~4年生くらいにはぴんとこない部分が大きいです。中学生・高校生になれば、理解力も高くなるので、興味を持って読むことができます。
ただ、世界史探偵コナンだけは別。詳しくは後述しますが、この歴史漫画はむしろ小学校低学年から5年生くらいまでがおすすめです。
小学生に人気の「世界史探偵コナン」↓これを「世界の歴史漫画」と言っていいのか分からないけど、とりあえず子供は食いつく。
次に、5つの「世界の歴史漫画」を比べた一覧表だよ!
小学館、集英社、角川、学研、コナンなど5種類の「世界の歴史」を比較
世界の歴史漫画シリーズの、巻数や刊行年、特徴をまとめて一覧にしました。
5つとも、かなり特徴が出ていて分かりやすいね!
角川だけ、本のサイズが他よりも小さいよ。
あと、学研の世界の歴史や、世界史探偵コナンはフルカラーなのが強み。
気になるのは、漫画の絵の特徴だな!
漫画の絵柄は今どき?昔っぽい?4社の立ち位置を比較
伝記や日本の歴史など、最近の学習漫画では「マンガの絵が今っぽくて綺麗かどうか」を重視する親も多いです。織田信長や徳川家康の伝記の挿絵も、どんどんイケメンになってきています。(詳しくはこの記事)。
4社を比較してみると、学研の「世界の歴史」の絵がダントツで今っぽいです。次に、角川の「世界の歴史」のジブリテイストの絵が今どきな感じ。
一方、集英社の「世界の歴史」と、刊行が2018年と新しい「小学館の世界の歴史」は、ちょっと絵が昔っぽい感じです。
ちなみに、ページ数の多さと少なさでも比べてみましたが、トータルでは角川まんがの情報量が一番多く(4000ページ以上)、続いて集英社、小学館という順番でした。学研や世界史探偵コナンはトータルで1900ページくらいなので、圧倒的にページ数が少ないです。(角川まんがの半分以下)。
学研の「NEW 世界の歴史」はこれ↓ページ数は少ないが、絵がダントツで今っぽい!
「世界の歴史」漫画で重視するのは、分かりやすさ>>>>絵
4社の絵柄を比べてみましたが、「世界の歴史」では、漫画の絵柄よりも、絶対に「分かりやすさ」を重視した方がいいです。
え、それは日本の歴史漫画でも同じでしょ?
いや、「日本の歴史」漫画は、小学生・中学生がメインターゲットだから、とにかく興味を引くために「絵≧分かりやすさ」でも問題ないんだよね。
そっか。とにかく手に取ってくれないと始まらないもんね。
でも世界史は流れが複雑なぶん「漫画の分かりやすさ」がかなり重要です!
ポイントとしては、日本史よりも背景が複雑な世界史においては、とにかく「分かりやすさ>>>>>>>絵」を重視して、世界の歴史漫画を選ぶのがおすすめ。
国もコロコロ変わるし、人種や宗教の背景や登場人物の多さ、文化の違いなど、世界史の複雑さは、日本史とは段違いです。「世界の歴史」漫画で、登場人物がみんな美男美女だと確実に見分けがつかなくなるし、表情が平坦になるので人の感情の動きやドラマも理解しにくくなるリスクもあります。
ちなみに、「日本の歴史」漫画を比較した記事はこれ↓ランキング第1位は…?
本のサイズは、四六判か菊判、どっちがいい?デメリットはある?
そして、「分かりやすさ」と微妙に関係してきますが、4社の中では唯一、角川の「世界の歴史」だけが、サイズが小さいコンパクト版です。
ソフトカバーで軽くて、持ち運びに便利というメリットもありますが、情報量が多い世界史においては、狭いページに文字がごちゃごちゃと詰め込まれすぎて、巻によっては見にくく感じるところも。
本のサイズが小さいと、必然的に描き込める絵の要素も減るため、分かりにくくなってしまいます。「日本の歴史」漫画ではそこまで気にならなかった(むしろメリットの方が大きかった)角川まんがのサイズ感でしたが、世界史では判断に悩むところです。
サイズが小さい、角川まんがの「世界の歴史」セットはこれ↓2021年刊行で、人気も高い。
えっ!今、大人気の「角川の世界の歴史」が…!?
これは波乱のランキングになりそう!
じゃあ、個人的なランキングを発表するよ!まずは第5位から!
【第5位】絵はキレイだけど…情報量の少なさや左開きが気になる「学研NEWまんが」
第5位は「学研NEWまんが 世界の歴史」。今回紹介した5社の中では最下位ですが、理由はまず、全12巻という短さは致命的です。話が次々と飛ぶので、展開が速くて分かりにくい。それを補っているのか、とにかく地の文(説明文)が多くて、まるで教科書を読んでいるみたいです(悪い意味で)。
また、1冊の分量は少なめなのに、巻末資料がやたら長く30ページ以上もあって、「資料よりも、漫画の割合を増やして~」と思います。
ちなみに、もう一つ大きな特徴として「左から右へとページが進む」という、「どうしちゃったの学研!!」と思える冒険ぶり。アマゾンの口コミ・レビューでも不評でしたが、これは漫画を読み慣れた大人であるほど読みづらいです。
でも実は、小中学生の子供の場合、漫画ページが左から右に進むのも、全然気にならないよう。我が家の長男(当時小学6年生)も学研の世界の歴史を読みながら、 「え?全然普通だけど?」と、きょとんとしていました。あと、Kindle版ならそこまで気になりません。
デメリットばかり書いた学研の「世界の歴史」ですが、もちろんメリットもあって、ページがフルカラーで見やすいのはポイント高いです。絵も4社の中ではダントツで今っぽいので、子供が手に取りやすい、興味を持ちやすい、という点では学研まんがが一番。 ハンムラビ王も細マッチョなイケメンになっていて、親もときめきます(笑)。
ただ、内容は前述の通り、子供が読むには理解しにくい展開も多いので、あらかじめ世界史の知識がある大人や、受験勉強の補助教材を探している高校生向けです。時間がないときに、さくっと大まかな世界史の流れをおさらいしたいという人にはぴったりの学習漫画です。
学研の「世界の歴史」漫画のポイント
●12巻という長さが短すぎて、展開が分かりにくい
●左から右へと進む構成は、普通の漫画に慣れた大人では読みづらい
●フルカラーで絵はとにかく今っぽくてきれい
●時間がない時にさらっと世界史の流れをおさらいしたい人におすすめ
買うならこのセット↓ 絵が綺麗なので、本棚に並べておいても見栄えがする!
【第4位】やや昔っぽいけど安定感があって読みやすい「集英社 学習まんが 世界の歴史」
第4位は、集英社の学習まんが「世界の歴史」。「昔っぽい歴史漫画だなあ」という第一印象もそのはず、1988年に刊行したものを全面改定したというシリーズで、絵は当時のままだとか。
絵が古い、というと一見デメリットのように聞こえますが、実は昔の漫画の絵って、線も太くてシンプルで分かりやすく、漫画としてはとても見やすいものが多いです。
ほとんどの世界の歴史漫画って、全部で20巻近くあるので、すべてのページが緻密に描き込まれている必要はないんですよね。集英社の「世界の歴史」は、そのあたりの絵のバランスがよく、背景があっさりしているページも多いので人物の動きがかえっていきいきとしていて、個人的に読みやすいです。
ちなみに、わりと美男美女が出てくるのも何気にツボ(笑)。マリー・アントワネットも綺麗だし、アレクサンドロス大王もイケメンなのにちょっと酷薄そうな雰囲気があって、人物の表情が上手いなあと思います。
世界史って流れを学習するよりは、登場人物にフォーカスされた方が読みやすいので、人間の表情が分かりやすい点は大きなメリットです。
集英社の「世界の歴史」漫画のポイント
●絵はやや古いが、クオリティが安定していて読みやすい
●全20巻あり、今回紹介する4社の中では2番目に情報量が多い
●刊行が2002年とやや古い
世界史の勉強にも役に立つ!「できごと事典」と「人物事典」がついたお得な集英社のセット↓
※追記※2024年10月に集英社版が新発売されました
2024年10月に『集英社版 学習まんが 世界の歴史』が22年ぶりに全面リニューアル!全18巻で特典もついています。
昔バージョンもけっこう好きだったので残念ですが、でも新しいシリーズは、持ち運びやすいソフトカバー&コンパクトサイズで便利です。
ちなみに、YouTubeの授業動画で絶大な人気のムンディ先生こと山﨑圭一氏が総合アドバイザーなど、分かりやすさを重視しています。
リニューアルした集英社の世界の歴史漫画を読んだら、またランキングが変わるかもしれません。
どこよりも新しい、世界の歴史漫画↓特典つきでお得!
【第3位】これは「世界の歴史漫画」なのか?小学生の入門書におすすめ「世界史探偵コナン」
この「世界史探偵コナン」のスタンスとしては、歴史的背景にからめて、事件が起きるストーリーが軸。例えばピラミッドの時代では、泥棒が王家の財宝を盗もうとしたり、学者にも読めないヒエログリフを謎解きで解読したりします。この漫画のデメリットとしては、フィクションと史実の境目がかなり分かりにくく、世界史の正しい知識をつけるのには向いていません。
これだけ酷評しておいてなんで3位かと言うと、「世界史探偵コナン」にはたった一つ、重要な存在意義があります。それは、小学生が世界史に興味を持つ、という点。
世界の歴史漫画って各出版社からいろいろ出ていますが、やっぱりどの内容も中学生くらいがおすすめ。でも、複雑な世界史の学習漫画の中で「世界史探偵コナン」は唯一、小学校低学年でも読める世界史漫画です。
なんといっても全ページカラーだし、ちょっと顔のデザインは崩れていますが(笑)コナンや元太たちも登場するし、子供もぐいぐい読めます。
漫画の内容の中にも「パンとビールが給料なんだ~」とか「ピラミッドってみんな同じ方向を向いているんだね」とかキャラクターが会話していて、小学校低学年~中学年の子供が世界史に興味を持つ入口としてはぴったり。
歴史的な豆知識も漫画ページの間に、ところどころ挟んであるので、子供に一番最初に買う世界史の教材としてはおすすめです。
「世界史探偵コナン」漫画のポイント
●1巻にピラミッド、7巻にクレオパトラ、10巻にアラビアンナイトなど時系列がバラバラ
●全ページがカラーで、名探偵コナンのキャラクターたちも登場するので子供は喜ぶ
●小学校低学年でも読める世界の歴史漫画として、かなり価値がある
「世界史探偵コナン」、12巻セットはこれ↓中学生以上はあまりおすすめしません(笑)
ちなみに、大人気の「日本史探偵コナン」12巻セットはこれ↓
【第2位】情報量は圧倒的で口コミも高い!コンパクトサイズの「角川まんが 世界の歴史」
第2位は、角川まんが。角川の「日本の歴史」は大ヒットしたシリーズで、我が家も持っています。万を持して2021年に発売された角川まんが学習シリーズ「世界の歴史」もかなり人気です。
特徴としては、表紙をスタジオジブリの近藤氏が担当していて、中身のイラストも現代風。全20巻で情報量も多く、総ページ数は 4160ページで、今回比較した4つの出版社の中では情報量もダントツ、一見死角なしといったところ。
ただ、日本の歴史ではすごく便利だと感じた「四六判のコンパクトサイズ」が、今回は裏目に出ています。
巻にもよりますが、文字量が多いので、子供によっては読むのを挫折しそう。「世界史は、情報をつめこむとキリがないなあ~」と実感しました。絵もすごく綺麗なのですが、狭いページにきっちりと描かれていて、カラーページならまだしも、白黒のモノクロページであまりに絵が緻密だと、逆に読みづらいです(笑)。
ただ、ページ数が多いだけあって、歴史の流れ・展開は、世界史が苦手な人でも分かりやすくておすすめ。第4巻の「イスラーム教の誕生」でも、カリフや終末論、ラマダーン(断食月)、シーア派など、現代人でも完全に理解しにくい複雑な歴史や概念が、すっと頭に入ってきて感動しました。
また、キャラ同士の会話文ではなく、説明文が長くなりそうなところでは、監修者が「出張解説」といった形でポイントを説明してくれるのもメリット。
世界の歴史って難しそう…と敬遠している小学生・中学生でも、こういうコーナーがあると、一気にハードルが下がって読みやすくなります。
あと、単に過去の歴史を学ぶだけでなく、今の外国の文化につながっていることも理解でき、親子で豆知識も増えるので面白いです。
また、時代の大枠をつかめる見開き2ページの「歴史ナビ」も便利で見やすく、「ぱっと視覚的に、同じ時代の世界の出来事が分かる」というのがいいです。
あと、角川の「世界の歴史」の特徴として、それぞれの巻のタイトルに「〇〇年~〇〇年」と、西暦が書かれてあるのがなにげにポイント高いです。子供が勉強をしていたり大人が歴史番組を見ている時、「1850年くらいの世界史を知りたい」と思った時に、本棚からさっと該当する巻を見つけられてすごく便利。
あと、全20巻が安定して絵がきれいなのも、読者としてはお金を払う価値を感じます。
さらに、角川の「世界の歴史」はかなり最新の情報まで盛り込まれていて、最終の20巻では新型コロナウィルスの話題も出ています。ちなみに小学館の「世界の歴史」は2018年刊行と新しいですが、最終巻は1990年代のできごとで終わっているので、角川まんがの最新の世界史情報はかなり貴重です。
トータルで見ると、第1位でもおかしくないクオリティで悩みましたが、僅差で第2位になりました。
角川の「世界の歴史」漫画のポイント
●1冊220ページ以上、全20巻なので、情報量は圧倒的に多い
●絵のクオリティが安定していて綺麗だが、白黒ページはやや読みづらい
●最新の2020年くらいの情報も入っているのは角川だけ
●唯一のコンパクト版で、場所をとらず持ち運びしやすい
角川まんがの世界の歴史は大ヒット中↓コンパクト版で場所をとらないのもメリット。
ちなみに、我が家が持っている「角川まんが 日本の歴史」はこれ↓
いよいよ第1位!!
【第1位】絵にバラつきがあるが、カラーと二色刷りが読みやすい!「小学館 世界の歴史」
第1位は、悩みましたが「小学館 世界の歴史」。全17巻ですが、正直に言うと、内容が分かりにくい巻もあります。
個人的にフランス革命を楽しみにしていたのですが、その巻は絵がひどい上に分かりにくく、衝撃を受けました(笑)。
「世界史といえばベルばらくらいしか知らない」という人は多いと思いますが、フランス革命って、読者からすると一番の目玉であるのに(私だけ?)、あのマリー・アントワネットにはがっかり。漫画家のレベルにバラツキがあるのが、唯一のデメリットです。
ただ、「漫画家のレベル」以上に重要なのが「シナリオ原作者」だと思います。絵が好みでない漫画家の巻でも、「シナリオ原作」が分かりやすければ、時間を忘れるほどぐいぐい読めました。
特に、鍋田という人がシナリオ原作を担当している巻が圧倒的に分かりやすく、 ナポレオンの登場とか、アメリカの独立戦争とか近代史あたりが「分かりやすくて超おもしろい!」と感動したので、「小学館の世界の歴史」がトータルで第1位になりました。
あと、小学館の「世界の歴史」は、絵や文字をつめこみすぎていないのもポイント。
レイアウトも構成もゆったりしていて、登場人物の顔の表情も分かりやすくドラマチックな展開で、子供でも「読み続けたい」と思える誌面になっていました。
さらに大きなメリットを挙げると、「白黒ページがない」という点です。
普通の漫画だと、巻頭のカラー以外のページは白黒の1色になりますが、小学館はオレンジっぽい色と黒とをかけあわせた二色印刷。
「白黒ページがない」っていうのは、読みやすさにおいて圧倒的なメリットです(第2位の、角川まんがの白黒ページと比較してもよく分かります)。
たかだか2、3巻分くらいの漫画ならそうでもないですが、10巻以上の巻数が長い歴史漫画においては、1色でもカラーが多いことで、ページを読み進めるストレスが抜群に減ります。
あと、小学館の「世界の歴史」は、絵の線が太くて見やすく、メリハリがある絵が多いです。表情も豊かで、それぞれのキャラの見分けがしやすく、人物中心のドラマなので歴史に入りやすい点もおすすめできます。
ということで、総合的な1位は「小学館 世界の歴史」でした。
細かいおすすめポイントは他にもあって、章と章の間に、豆知識ページがあるので自然と目に入りやすかったり、これから十年間くらい子供3人が読み続けることを考えると、ハードカバーで耐久性があるのも〇。
サイズは、これまでによくあるような菊版ですが、子供のバッグにも入って持ち運びもできます。
2018年刊行と新しい情報なので、買い換えるのにもちょうどいいタイミングです。また、2021年の11月には、別巻イスラム編4巻セットも追加されたのがポイント高いです。世界史教科書のイスラム史の核心部分がほぼすべて網羅されているので、小学校高学年から高校生までおすすめ。
小学館の「世界の歴史」漫画のポイント
●巻によって漫画の絵のレベルにばらつきがある
●ほとんどの巻ではストーリーが分かりやすく、子供でも理解しやすい
●人物の表情が生き生きしていて、漫画に入っていきやすい
●2018年の刊行なので新しい
●ハードカバーなので耐久性がある
●2021年にイスラム史が別巻で4冊追加された
我が家が最終的に選んだ「小学館学習まんが 世界の歴史」!子供たちは興味のある巻から好きに読んでいる↓
追加でイスラム史も買い足せるのが便利↓2021年11月刊行で新しい!
世界の歴史漫画シリーズはまとめ買いするのがおすすめ
世界の歴史漫画を買うなら、1冊ずつ買いそろえるのではなく、全巻セットを最初に買うのがおすすめです。
子供は第1巻から読み始めるとは限らず、我が家の次男は「三国志の時代が知りたい!」と中国の巻からまっさきに読んでいたので、子供が興味を持った時にすぐに手にとれるよう、最初に全巻をそろえておくほうがいいです。
本棚の取り出しやすい場所にまとめて置けば、あとは子供がすきま時間にぱらぱらめくって、知識が増えていきます。
自分の好みの世界史漫画を見つけて下さいね!
ぎりぎりまで悩んだ、角川まんがの世界の歴史↓情報が新しいのでこれを買うのもアリ!
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