小学生男子はロボットのおもちゃが大好き。我が家には、赤外線レーダー付きの組み立てロボット・フォロと、人型のプログラミングロボットの2体のロボットがあります。
それぞれ、遊び方や見た目、値段などを徹底比較しました。男の子にロボットをプレゼントする時の参考にしてみてください。
フォロ VS プログラミングロボット 比較表
六足歩行型ロボット・フォロ | 人型・プログラミングロボット | |
---|---|---|
写真 | ||
メーカー | ㈱イーケージャパンのブランド・エレキット | 無名のメーカーが多い |
値段 | 4180円(定価・税込) | 2000円台(アマゾン価格では変動あり) |
見た目 | キュートで愛らしい。虫っぽい | クールで知的。人っぽい |
組み立て | 3時間以上 | 完成品が届く |
動き方 | 障害物をよけるモード&人に近づいて行くモードの2種類 | リモコンで、ダンスやスライドの動き、前後に歩くなど操作できる |
電池 | USBケーブルで充電 | 単4電池4本(別売り) |
安定感 | あまり倒れない | ぶつかるとすぐ倒れる |
騒音 | 動くときにわりとうるさい | 音楽のボリュームなどリモコンで操作できる |
楽しめる年齢(主観) | 10歳以上 | 5,6歳くらいから小学3年生くらいまで |
知育要素 | 組み立てることで構造を知ることができ、工学的な興味が刺激される | ほとんどない |
我が家が買ったのはこれ↓
人型のプログラミングロボットは、これが人気↓
組み立てロボット「フォロ」とは
工作のように自分で組み立てることができるロボット
「フォロ」は、赤外線レーダーを搭載した、6足歩行のロボット工作キット。
注目してほしいのは、家に届くのは完成品ではなく、工作キットだという点。ロボットを一から自分で作ることができるのが、フォロの最大の魅力です。
我が家の理系の長男(小4)は、自力で3時間かかって組み立てる
フォロの対象年齢は10歳以上。つまり、小学4年生くらいにならないと、自分では組み立てるのは相当きついと思います。
長男は箱を開けた瞬間、ご飯も忘れるほど集中して組み立て始めました。かなり細かい作業が多く、説明書をきちんと読む能力が求められます。
レゴとかラキューが普段から好きで、多い工程もマニュアル通りに作れる子どもは向いていると思います。
見た目も可愛らしく、障害物をよける動きは面白い
3時間かけて完成させると、長男はまるでペットのようにフォロを可愛がっていました。自分の手で作り上げたことで、いっそうロボットに愛着がわいている様子。
自分の手を近づけてフォロの反応を楽しんだり、椅子やおもちゃを置いてフォロによけさせたりと、自分でがしゃがしゃと移動するフォロの動きを、興味津々に見つめています。
こちらから買えます↓
人型のプログラミングロボットとは
リモコンで操作する人型のロボット
色んなメーカーから販売されている、二足歩行の人型のロボット。リモコンの色んなボタンを押すことで、ロボットが前後に動いたりダンスをしたりします。
プログラミング機能というのは、ロボットがどういう順番でどんな動きをするのかを、リモコンで決定することができる機能です。例えば「最初にダンスをして、次に右にスライドして、その次に後ろに歩く」など動きを自由に決め、リモコンを通じてロボットに命令するイメージです。パソコンは不要です。
当時小1の次男は、プログラミング機能はまったく使わない
このプログラミングロボットは次男が小1の時にプレゼントしたものです。
男の子はロボットが大好きなので、夢中でリモコンで操作していました。音楽に合わせてダンスをする姿に、大興奮です。
ただ、かれこれ2年くらい遊んでいますが、プログラミング機能を使ったのは1、2回ほど。特に知育的な要素を感じないし、あまり必要ない機能だなと個人的に思います。
このロボットは直感的にリモコンで操作でき、組み立てとかも必要ないので、4歳くらいからでも十分に楽しめます。
ちなみに、小学生の子供にプログラミング体験をさせてみるなら、オンラインでできるこんな体験もおすすめ!
夏休みにチャレンジしても♪
説明書がなく、しゃべる言葉は英語だが、そのぶん値段が安い
このロボット、かなりたくさん機能がついているのに2000円台で買えるんですよね。相当コスパはいいです。
ただ、アマゾンの商品ページの日本語も怪しかったし、届いた商品には説明書が付いていないし、ロボットは日本語をしゃべらないし、と若干不安要素もありました。
でも結果的には、次男は相当ロボットで遊んでいて、ロボットがしゃべる英語もちょっと覚えたりして、まあ良かったなと思います。
似たタイプのこちらの電動ロボットが人気↓
2つのロボットの違いは?おすすめは?
【遊び方】組み立てを楽しむフォロと、操作を楽しむ人型ロボ
ロボットを自分で組み立てる体験ができるのはかなり大きな魅力です。ただ、子供のタイプによって、工作キットがよいか完成品がよいか分かれるところ。
我が家の次男は、組み立て作業は苦手なので、完成したロボットの方が向いています。
長男はものづくりが大好きなので、フォロがぴったりでした。
【見た目】背の高さが倍くらい違う
フォロは背が低く、足が六本。重心が低いので安定感があります。黄色の見た目は可愛らしい感じで、ペットっぽい感じです。
プログラミングロボットは、背が高くスマート。白と青の配色はインテリア的にもおしゃれで知的な印象です。細いので安定せず、何かにぶつかるとすぐに倒れてしまいます。
【動き】それぞれ全くの別物。フォロは動作音がうるさい
フォロは自分で勝手に障害物をよけたりして、まるで意志があるかのように動くのが面白いところ。ただ、ちょっと動作音がうるさい…。
一方人型ロボットは、あくまで人間のリモコン操作によって動くので、「ロボットを操っている感覚」が楽しめます。
【充電】電池式とUSB充電式。
人型ロボットは、60分充電して30分動きます。USBケーブルで充電するタイプです。
一方フォロは、別売りの単4電池を4本入れています。プレゼントしてから1カ月経っていますが、今のところ普通に動いています。
こっちの犬タイプのロボットも可愛い↓
本格的プログラミングや、犬のロボットまで…新タイプもおすすめ
どっちのロボを買うかは、子供の性格次第です。
我が家は、長男と次男がそれぞれの「マイロボ」を使って、鬼ごっこや相撲など、楽しそうに遊んでいます。
また、 ロボットといえば男の子のイメージですが、女の子が喜びそうな、犬のロボットもあります↓
人気の犬型のロボット↓
また、自分で組み立てるフォロが好きな子どもには、本格的なプログラミングができるタイプもおすすめ。 小・中学校で導入されている、教育向けマイコンボードmicro:bit(マイクロビット)でプログラミングする6足歩行ロボットです↓。ただ、マイクロビットは別売りなので注意して下さいね。
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