
知る人ぞ知る、イーケージャパンのロボット工作シリーズのおもちゃ。我が家は、長男が10歳の誕生日に二足歩行の「フォロ」を、次男が10歳の時にエリマキトカゲの「リザ―ドロイド」をプレゼントしました。
今回は、エリマキトカゲの実際の感想をレポートします。対象年齢は何歳から?小学生でも一人で作れるの?完成した後の動きは?など、レビューや評判、口コミが気になっている人はぜひ読んでみて下さい。
ちなみに、ロボット工作シリーズで我が家が一番最初に買ったのはこれ↓一番人気の「フォロ」です。
エリマキトカゲ「リザ―ドロイド」は完成品が届くわけではないので注意

最初に注意したいのは、エレキット社のロボット工作シリーズはすべて、完成品が届くわけではありません。プラモデルのように、バラバラになったパーツが届くので、ニッパーを使って外したり、説明書を見て組み立てたりと、緻密な作業が必要なおもちゃです。
逆に言うと、レゴ好きな子供や、プラモデル好きな大人ならハマるおもちゃ。我が家が今回買ったエリマキトカゲの「リザードロイド」は、人や物を検出する赤外線センサー搭載のエリマキトカゲ型ロボットです。
完成すると、しっぽが揺れたり目の光り方が変わったり、楽しいギミック満載のロボット↓
エレキット社のロボット工作シリーズの対象年齢は10歳以上

エレキット社のロボット工作シリーズは、対象年齢が10歳以上のものが多いです。そして実際、息子2人が作ってみた実感としては、一人で作れるのは10歳(小学4年生)がぎりぎりです。低学年なら確実に親の助けが必要で、それでも作業に4~5時間はかかります。
しかも精密なロボットなので、雑に作ってしまうと、足が動かなかったり電源が入らなかったり、上手く動きません。
なのでこの工作シリーズをプレゼントするなら、小学校高学年や、中学生あたりがベスト年齢かも。そのくらいの年齢の男の子なら、下手したら親よりも上手に、夢中になって作ります。
見た目が恐竜っぽいおもちゃで、男の子も大喜び!親子で作るのもアリ

このエリマキトカゲ「リザ―ドロイド」のメリットは、見た目が迫力があるところ。全長37㎝で外観も恐竜っぽく、エリマキや手足をバタバタさせたりシッポを揺らしながら動く様子に、男子は大喜びします。
小学生だけでなく、5歳・6歳くらいの恐竜好きの子供も食いつきそうなおもちゃですが、未就学児にプレゼントするときはほぼ親が作る覚悟が必要です。
男の子が喜ぶ恐竜のおもちゃ、たくさん紹介してます↓小学生になってもまだまだ恐竜大好きな子にも!
説明書を読みながら正確に組み立てないと、きちんと動かない


「フォロ」や「リザ―ドロイド」を買う前に、ロボットって言っても簡単な工作セットでしょ、と思っていると、届いたパーツの細かさに愕然とします。きちんと順番通りに丁寧に緻密に組み立てないと、作動しないので注意。
ただ、エレキット社のシリーズはどれも説明書が丁寧でわかりやすく、迷うところはありません。小学校高学年くらいの子供なら、きちんと読み込んで正確に作ることが可能です。
ちなみに、破れやすいエリマキのセロファン部分の予備が入っているのも好印象です。
追加の出費が必要だけど、ニッパーを買う方がおすすめ!


ちなみに、必須ではないけれど作る時に絶対にあった方がいいものは、ニッパーです。パーツが届いた時は全部つながっているので一つ一つ外していく作業をするのですが、この時にニッパーがあると便利。
つながったパーツは指でもパチッと外せますが、ほとんどの確率で周辺のパーツが一部くっついてきてしまうため、後の完成度を考えるとニッパーを使う方がおすすめです。
おすすめはこれ!安定の品質、タミヤの薄型ニッパー↓ プラモデルのパーツカットに欠かせないグッズで、今回のロボット工作にも便利。
小学4年生・10歳の次男が一人で組み立ててみた感想


長男と違って性格がおおざっぱな次男ですが、「ちゃんと組み立てないと動かないからね」と兄に警告されたおかげか、慎重に作業を進めていました。
とにかく親が気を付けることは、ニッパーで外した細かいパーツを、子供がなくさないように見てあげること。我が家は、次男が2日間くらいに分けて作っていたので、製作途中のパーツを小分けに空き箱に入れて、とにかく部品をきちんと管理していました。そして散らかった学習机などではなく、広いダイニングテーブルのような場所で組み立てるのがおすすめです。


そして次男は自分一人の力で完成させることができました。でも実際に動かしてみたら…エリマキトカゲの後ろ足が動かない!そこで長男とパパがエリマキトカゲの本体を分解してチェックしたところ、原因が分かりました。
「ギアの上あたりのパーツが奥まで刺さっていなくて空転していた」らしいです。説明書の絵をじっくり見ていれば、普通に作れるはず、とのことでした。
その部分を直したら、エリマキトカゲは無事に動き、子供たちも大満足。この複雑な工程を子供がほぼ一人でこなしたかと思うと、成長を感じられるおもちゃで、親もうれしかったです。
エリマキトカゲのロボットが完成した後は?動き方は2通り!


何時間もかけてやっと完成した、というだけで達成感がある「リザ―ドロイド」ですが、完成した後の見た目&動きも可愛いのがメリットです。
エリマキをバタつかせたり、ついてきたり逃げたり、目を光らせたり、動きがワンパターンではなく可愛くて面白いです。
子供たちは、エリマキトカゲが進む方向に手を当てて進路を妨害したり、自分の後を追いかけさせたり、まるでペットのようにかわいがりながら遊んでいます。


このリザ―ドロイドは、「エスケープモード」と「追っかけモード」の2通りの動作モードがプログラムされているのが特徴。エスケープモードではセンサーが反応すると、エリマキを広げてバックしながら向きを変えて逃げていきます。追っかけモードでは、まるでペットのようにバタバタと近づいていきますが、近づき過ぎるとビックリしてエリマキを広げてバックするなど、愛らしいユニークなキャラクター。
完成した後も長く遊べて、コスパのいいおもちゃ!高学年や中学生の男の子の誕生日プレゼントにもおすすめです。
エレキット社のロボット工作はシリーズがいっぱい!


フォロは人気すぎてアマゾンではだいたい品薄なので、楽天の方が買いやすいかも↓
でんぐり返りをするなど、動きも面白いとげまる↓これも製作時間はだいたい4時間程度。


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