髪を結ぶおもちゃ「ヘアメイクアーティスト」で6歳が遊んだ感想＆口コミ！髪質は？三つ編みの練習はできる？

ヘアメイクアーティストはシリーズがたくさんありますが、入門セットとして売られている「ヘアメイクアーティスト ファーストデビュー」は対象年齢6歳以上です。この人形は髪がちょっと暗め。巻いてあるのでヘアアレンジがしやすいです。最小限のセットですが、シールも付いているのでネックレスやピアスなどおしゃれ遊びもできます。
我が家は、娘が人形のメイクも好きなので、メイク道具もセットになっている「ヘアメイクアーティスト メイクアップコーデ」を買いました。確認せず買ったのですが、実はこれは対象年齢8歳以上。でも6歳の娘は普通に遊べています。どうやらメイク道具が付くと、対象年齢が上がるようです。

このおもちゃ、なんとなく人間の頭部と同じくらいのサイズ感を想像していましたが、実際はイメージよりも小さかったです。5歳・6歳くらいの女の子でも左右に手が回せる小ぶりな頭。場所をとらないのはメリットです。そしてたぶん、実際の人間の頭くらいの大きさだと、夜に見たときにかなりぎょっとするので、明らかに人形だと分かるサイズ感がいいかもしれないです（笑）。

ヘアメイクアーティストは髪の毛をいじることに特化した人形なので、気になるのはその髪質。大人がさわった感じは、さらさらというよりもかなりしっとりしていて、なめらかな指触りです。
同じ女の子向けの人形、レミンちゃんとリカちゃん人形の髪質とも比較してみました。
これまでレミンちゃんやリカちゃん人形で遊んでいて、そんなに髪質は気にならなかったのですが、ヘアメイクアーティストの髪と比べると、明らかにレミンちゃんとリカちゃんの髪はガサガサしていました。

レミンちゃんとリカちゃんの髪の毛は、ゴムで結ぶことも全然できますが、跡がつきやすいし、ヘアメイクアーティストに比べたら髪の毛の量も少なめです。
でもだからといって、レミンちゃんとリカちゃんの髪質が悪いというわけではなく、ヘアメイクアーティストの髪質がきちんとした耐久性や肌触りになっているということ。さすが、髪の毛に特化した人形です。

ちなみに、アマゾンの口コミ・評価で「人形の地肌が見えている」というレビューを見て心配していたのですが、実際の人形の髪の毛はけっこう多いです。巻いてあるのでボリュームもあり、６歳の娘の力では、付属のゴムで結びきれなかったので、我が家では100均のゴムで長めに作って遊ばせました。
でもボリュームはあるけど、やはり髪の生えている密度は高くないので、ヘアアレンジで結んだ時に人形の地肌がけっこう見えます。親は気になりますけど、娘は全然気にしてないです（笑）。ただ地肌は茶色に染めてあるので、遠くから見るとほとんど分かりません。

あと、長い間娘が髪を結んで遊んでいても、跡がついたり、髪がぐしゃぐしゃになったりということは今のところありません。
もともと髪がカールしていて髪の毛も細いので、からまってくしとか抜けないのでは…と心配していましたが、髪質がかなりしっとりつやつや。毛先の方だけ気をつけてブラッシングすれば、カラスの巣のようにほどけなくなることはないです。

6歳の娘はまだそこまで器用でないので、三つ編みもできないし、人形の髪でもお団子をぎりぎり作れたり作れなかったり、というレベル。でも娘は、人形の髪の毛をくしでとかしたり、カチューシャをつけたりするだけでも楽しんでいるので、不器用な子供でも十分遊べます。
そして、このおもちゃで髪の毛を適当にいじったり分けたりしばったりして遊んでいると、結ぶのがどんどん上達するのが分かります。小学生低学年で、そろそろ自分で上手に髪を結びたい、と思っている女の子の練習用にもおすすめです。

また、ヘアアレンジブックも付属で入っていて、三つ編みのやり方を写真で丁寧にレクチャーしてくれるのもポイント高いです。
ただ、ページに載っているアレンジの仕方が、けっこう高度な内容なので、6歳の娘はまったく見ていません（笑）。小学生低学年くらいなら、解説ブックを真似してヘアアレンジをできそうです。むしろ、髪のゆるめ方やまとめ方など大人の私でも勉強になることが多く、娘のために流行のヘアアレンジを練習したいママにもぴったりだと思います。

これまたアマゾンの口コミ・レビューでは「髪を結んでいるときに、人形本体が動くのでやりにくい」という感想が多かったです。実際に遊んでみると、娘が人形の髪を引っ張ったりする段階で、やっぱり動きます。
親としては見ていて「遊びにくそうだな～」とは思いますが、でも、人形の土台を重くすると持ち運びが大変だし落とした時に危ないので、まあこの構造も仕方ないかな、と思います。

人形が動いてしまう対策として、我が家は、見た目は悪いですが養生テープを二枚、テーブルにくっつけて、固定させていました。人形の土台部分はつるつるのプラスチックなので、 小さめのテープ二枚でもかなりくっつき、安定性が段違いです。
娘は美容師さんのように、固定された人形の周りをぐるぐる回りながら、正面や側面などの見た目をチェックしていました。

娘がヘアメイクアーティストで遊んでいるのを横で見ていたパパが、「けっこう髪型によって、人形の雰囲気が変わるね～」と驚いていました。
男の人ですらそう思うので、実際に遊んでいる娘は、自分の結び方によって人形の印象が代わるのがとても楽しいようです。一つのおだんごや、ツインテール、カチューシャなど、何通りも次から次へと試しています。また、人形の髪がもともと巻いてあるのはかなりメリット大で、適当に一つにくくっても何となくサマになる・おしゃれに見えるので、娘の満足度は高いです。

我が家が買ったのは、メイク道具も付いている 「ヘアメイクアーティスト メイクアップコーデ」。
メイク道具の色やハートのパフなど、見た目は可愛いんですが、正直パレットのつくりがしょぼいです（笑）。ケースもフタもぺらぺらのプラスチックで、イメージはスーパーで売られている惣菜パックのような感じ。100均のメイクグッズだって数倍マシなのに…と思いますが、こんだけ作りがチャチなのは、子供も大人も、すぐにおもちゃのメイク道具だと分かるように、わざと作っていると思います（と信じたい）。

「ヘアメイクアーティスト メイクアップコーデ」で、娘は人形の顔にばっちりお化粧をしていました。アイシャドウやチーク、リップの発色はかなり良く、チップもパフもサイズ的に子供も持ちやすいです。適当に塗りたくっただけですが、お人形も大人っぽく変身できて娘はかなり大満足。
メイクの落とし方は、ウェットティッシュでもある程度落ちますが、取扱説明書によると中性洗剤をしみこませた布で拭くそうです。でも、かなりごしごしこすらないと、メイクは完全には落ちません。何年も使っていたら色が沈着しそうなので、顔のへんな場所には色を塗らない方が無難です。

「ヘアメイクアーティスト　メークアップコーデ」は、付属のシールもけっこう充実しているのがメリット。
耳たぶの部分にシールをつけてイヤリング風にしたり、ネックレスのシールでデコレーションもできます。また、カラーコンタクト風のシールや、まつげ部分のまつエクのデザインも何種類かあり、大人顔負けのおしゃれアイテム。
ちょっとおませになってきた小学生女子にも十分遊べる内容です。

ヘアメイクアーティストにはシリーズがたくさんあって「どれを買えばいいのか悩む」というママは多いと思います。
メイクのある･ナシは好みでいいと思いますが、とりあえずストレートの髪ではなくて、巻き髪タイプの人形がおすすめです。理由は前述した通り、人形の髪が巻いてあるだけで、見た目の完成度がかなり違います。でも、2021年発売のストレートの髪タイプの「ヘアメイクアーティスト ファッションDX」も、レビューは別にそこまで悪くないです。